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新規学校卒業予定者の職業紹介状況
平成20年3月新規学校卒業予定者の職業紹介状況(12月末)

 山形労働局(菅原千枝局長)では、平成19年12月末現在における平成20年3月の新規学校卒業予定者の求人・求職・内定状況を取りまとめた。
 その概況は次のとおり。


高卒新卒者

1  求人数は6,183人で前年同期比1.5%減少となり、うち県内求人数は3,498人で前年同期比4.6%の減少となった。
 県内求人を産業別にみると、建設業は285人で前年同期比6.9%の減少となった。製造業は1,851人で前年同期比3.5%の減少となった。製造業の詳細については、繊維関係で228人と前年同期比で11.8%の増、電気機械器具製造業で131人と12.7%の減、電子部品・デバイス製造業で163人と11.9%の減、輸送用機械器具製造業で127人と22.6%の減少となった。卸売・小売業は397人で7.0%の増、飲食店・宿泊業は280人で2.1%の減、医療・福祉は220人で41.9%増、サービス業は252人で22.7%の減少となった。
2  求職者数は3,211人と少子化の影響で前年同期比5.2%の減少となり、県内での就職を希望する求職者も2,443人で前年同期比6.4%減少している。
3  求人倍率は1.93倍で前年同期を0.08ポイント上回り、県内の求人倍率も1.43倍で前年同期を0.03ポイント上回った。
4  就職内定者数は2,868人で前年同期比4.2%の減少となった。就職内定率は89.3%で前年同期を1.0ポイント上回った。12月末における就職内定率としては、平成10年3月卒の90.5%以来10年ぶりの水準である。
 なお、県内就職希望者の内定率は87.7%で前年同期を1.3ポイント上回り、県外就職希望者の内定率は94.4%で前年同期を0.3ポイント下回った。


大学等新卒者

1 大学の求人数は19,983人で、前年同期比18.0%の増加となった。
2 短期大学の求人数は1,784人で、前年同期比29.6%の増加となった。
3 高等専門学校の求人数は2,693人で、前年同期比2.7%の増加となった。
4 専修学校の求人数は7,776人で、前年同期比10.3%の増加となった。


高校新卒者の就職促進について

(1)  各ハローワークでは、各高校の担当者との進路指導主事会議を開催するなど、未内定者支援についての連携を図るほか、ジョブサポーターが各高校を訪問のうえ未内定である生徒との個別面談を実施。さらに求人開拓を実施し、早期に内定を獲得できるよう努めている。
(2)  ハローワークでは、新卒未内定者を含めた「就職面接会」を開催することとしている。
 開催日程は下記のとおりである。
2月13日 西置賜就職面談会 13:30~ タスパークホテル(長井市)
2月20日 ハローワークとことん就職面接会 13:00~ 山形ビッグウイング(山形市)
2月21日 就職面接会「ワークチャンス2008春」 13:00~ マリカ市民ホール(鶴岡市)
2月26日 「ワークチャンス2008酒田」就職面接会 13:00~ アトラーム酒田(酒田市)


表1 新規高等学校卒業者 求職者・求人数の推移(全体数) (12月末)

表2 新規高等学校卒業者 求職者・求人数の推移(県内数) (12月末)

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