全国の完全失業率〔季節調整値〕は 4.1%となり、前月より 0.1ポイント低下した。
　全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は 1.06倍となり、前月を 0.02ポイント下回った。
　また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は 0.65倍となり、前年同月を 0.04ポイント上回った。

　新規求人数[パートタイムを含む全数]は10,012人(対前年同月比0.2%増)となり、対前年同月比で2か月ぶりに増加となった。産業別では、製造業(対前年同月比13.5%増)を中心に、卸売・小売業(7.7%増)、医療・福祉(同6.7%増)、建設業(同6.6%増)等で増加となったが、サービス業(同13.3%減)及び飲食店・宿泊業(同11.4%減)では2か月連続、運輸業(同9.4%減)では6か月ぶりに減少となった。
　製造業の中身については、情報通信機械器具(同101.6%増)及び電子・デバイス関係(同96.3%増)で大幅に増加をしたのをはじめ、化学・プラスチック関係(同64.8%増)、電気機械器具(同31.4%増)、一般機械器具(同4.5%増)、食料品(同1.2%増)等で増加した一方、輸送用機械器具(同32.8%減)、繊維関係(同9.1%減)等で減少となったが、製造業全体では増加となった。
　なお、正社員に係る新規求人数は3,543人(対前年同月比1.3%減)となり、新規求人数[パートタイムを含む全数]に占める割合は35.4%(対前年同月差0.5ポイント減)となっている。
有効求人数〔季節調整値〕は対前月比で6.6%の減少となった。また、原数値[パートタイムを含む全数]では26,133人(対前年同月比2.8%増)となり、対前年同月比12か月連続で増加となった。
 　

　県内の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数]は6,168件(対前年同月比4.1%減)となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]でみると、在職者(同2.3%増)は2か月連続増加となったが、離職者(同5.7%減)は2か月連続、無業者(同4.2%減)は8か月連続で減少となった。また、離職者のうち、事業主都合離職者(同17.9%減)は3か月連続減少、自己都合離職者(同0.6%増)は2か月ぶりに増加となった。
　有効求職者数〔季節調整値〕は対前月比3.2%減となった。
　また、原数値[パートタイムを含む全数]は22,960人(対前年同月比6.2%減)となり、対前年同月比16か月連続で減少となった。
　

　県内の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.03倍と、前月を0.04ポイント下回ったが、10か月連続1.0倍台で推移している。原数値[パートタイムを含む全数]では1.14倍となり、前年同月を0.10ポイント上回った。
　また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.54倍となり、前年同月を0.03ポイント上回った。
　

　県内の雇用保険受給者実人員は5,905人(対前年同月比5.6%減)となり、対前年同月比49か月連続で減少となっている。
　

　県内ハローワークにおける職業紹介件数[パートタイムを含む全数]は9,816件(対前年同月比0.6%減)となり、就職件数[同]は3,076件(同4.3%増)となっている。