全国の完全失業率〔季節調整値〕は5.7%と前月より0.3ポイント上昇した。
　全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.42倍となり、前月を0.01ポイント下回った。
　また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.24倍となり、前年同月を0.29ポイント下回った。
　

　　7月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は5,864人で、前年同月と比較すると26.2%減となり、31か月連続の減少となった。これを産業別(注)にみると、公務・その他(231.9%増)等で増加し、金融業、保険業、不動産業、物品賃貸業(34.9%減)、運輸業、郵便業(33.8%減)、サービス業(33.4%減)、卸売業、小売業(31.3%減)、宿泊業、飲食サービス業(31.1%減)、製造業(29.8%減)、建設業(16.9%減)、医療、福祉(13.1%減)等が減少となった。
　製造業の内訳については、輸送用機械器具製造業(64.7%減)、情報通信機械器具製造業(64.1%減)、一般機械器具製造業(50.9%減)、金属製品製造業(42.2%減)、繊維工業(36.3%減)、電気機械器具製造業(20.2%減)、食料品等製造業(11.4%減)、電子部品・デバイス・電子回路製造業等(7.5%減)等の業種が減少となり、製造業全体では31か月連続で減少となった。
　
　　　注; 「平成21年4月分指標から新産業分類(平成19年11月改定)対応のため、「D建設業」、
　　　　　　「E製造業(計)」及び「P　医療・福祉」以外の産業(業種)にかかる「対前年同月比」及び
　　　　　　「対前年同期比」は完全には接続されないものもあり参考数値である。」

　なお、正社員に係る新規求人数は1,863人で、前年同月と比較すると32.9%減となり、新規求人数に占める割合は31.8%で、前年同月と比較すると3.2ポイント低下となった。
　有効求人数〔季節調整値〕は11,337人で、前月に比べ1.9%増となり、2か月連続で増加となった。
　また、原数値[パートタイムを含む全数]は11,421人で、前年同月と比較すると40.0%減となり、31か月連続で減少となった。
 　

　7月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は7,408件で、前年同月と比較すると17.9%増となり、11か月連続で増加となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、在職者(4.3%減)は3か月連続で減少し、離職者(29.0%増)は11か月連続で増加、無業者(15.1%増)は2か月連続で増加となった。また、離職者のうち、自己都合離職者(3.7%減)は6か月連続で減少し、定年(36.2%増)は2か月ぶりに増加、事業主都合離職者(97.9%増)は9か月連続で増加となった。
　有効求職者数〔季節調整値〕は34,650人で、前月に比べ3.7%増となり、2か月ぶりに増加となった。
　また、原数値[パートタイムを含む全数]は34,269人で、前年同月と比較すると41.9%増となり、17か月連続で増加となった。
　

　7月の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.33倍となり、前月と同じになった。
　また、原数値[パートタイムを含む全数]は0.33倍となり、前年同月を0.46ポイント下回り、30か月連続で1.0倍を下回った。
　正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.15倍となり、前年同月を0.22ポイント下回った。
　

　7月の県内の雇用保険受給者実人員は12,538人で、前年同月と比較すると92.6%増となり、11か月連続で増加となった。
　

　7月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は16,883件で、前年同月と比較すると63.1%増となり、11か月連続で増加となった。
　就職件数[同]は2,732件で、前年同月と比較すると9.3%増となり、2か月連続で増加となった。