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新規学校卒業予定者の職業紹介状況
平成20年3月新規学校卒業予定者の職業紹介状況(11月末)

 山形労働局(菅原千枝局長)では、平成19年11月末現在における来春の新規学校卒業予定者の求人・求職・内定状況を取りまとめた。
 その概況は次のとおり。


高卒新卒者

1  求人数は6,082人で前年同期比0.5%減少となり、うち県内求人数は3,422人で前年同期比2.6%の減少となった。
 県内求人を産業別にみると、建設業は272人で前年同期比6.5%の減少となった。製造業は1,816人で前年同期比1.2%の減少となった。製造業の詳細については、繊維関係で228人と前年同期比で13.4%の増、電気機械器具製造業で129人と6.5%の減、電子部品・デバイス製造業で159人と8.6%の減、輸送用機械器具製造業で127人と21.6%の減少となった。卸売・小売業は391人で14.3%の増、飲食店・宿泊業は273人で2.8%の減、医療・福祉は214人で43.6%増、サービス業は247人で23.3%の減少となった。
2  求職者数は3,233人と少子化の影響で前年同期比5.1%の減となり、県内での就職を希望する求職者も2,462人で前年同期比6.2%減少している。
3  求人倍率は1.88倍で前年同期を0.08ポイント上回り、県内の求人倍率も1.39倍で前年同期を0.05ポイント上回った。
4  就職内定者数は2,595人で前年同期比3.5%の減少となった。就職内定率は80.3%で前年同期を1.4ポイント上回った。就職内定率が11月で80%を超えたのは、平成11年3月卒の80.4%以来9年ぶりである。なお、県内就職希望者の内定率は77.0%で前年同期を1.8ポイント上回り、県外就職希望者の内定率は90.8%で前年同期を0.6ポイント下回った。


大学等新卒者

1 大学の求人数は19,846人で、前年同期比18.3%の増加となった。
2 短期大学の求人数は1,716人で、前年同期比32.0%の増加となった。
3 高等専門学校の求人数は2,692人で、前年同期比2.6%の増加となった。
4 専修学校の求人数は7,639人で、前年同期比10.9%の増加となった。


求人の確保等について

(1)  ハローワークが、11月に4地区で実施した「高校生のための就職面接会」には、企業183社、生徒453名の参加があり、現在学校と連携しながら就職内定獲得に向けて努力している。
(2)  各ハローワークでは、学校と連携を図りジョブサポーターが訪問のうえ未内定である生徒との個別面談を実施。さらには求人開拓や求人事業所への職場見学実施等の働きかけを実施し、早期に就職内定を得るための支援を行っている。


表1 新規高等学校卒業者 求職者・求人数の推移(全体数) (11月末)

表2 新規高等学校卒業者 求職者・求人数の推移(県内数) (11月末)

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