全国の完全失業率〔季節調整値〕は5.1%と前月より0.2ポイント低下した。
　全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.44倍となり、前月を0.01ポイント上回った。
　また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.27倍となり、前年同月を0.25ポイント下回った。
　

　　10月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は6,182人で、前年同月と比較すると18.2%減となり、34か月連続の減少となった。これを産業別(注)にみると、公務・その他(194.7%増)、建設業(2.0%増)等で増加し、運輸業、郵便業(62.7%減)、金融業、保険業、不動産業、物品賃貸業(31.6%減)、卸売業、小売業(29.8%減)、サービス業(26.1%減)、製造業(15.2%減)、宿泊業、飲食サービス業(11.0%減)、医療、福祉(4.4%減)等が減少となった。
　製造業の内訳については、電子部品・デバイス・電子回路製造業(101.7%増)、輸送用機械器具製造業(23.3%増)、電気機械器具製造業(17.3%増)等で増加し、繊維工業(51.5%減)、金属製品製造業(47.2%減)、一般機械器具製造業(36.2%減)、食料品等製造業(11.4%減)、情報通信機械器具製造業(6.7%減)等の業種が減少となり、製造業全体では34か月連続で減少となった。
　
　　　注; 「平成21年4月分指標から新産業分類(平成19年11月改定)対応のため、「D建設業」、
　　　　　　「E製造業(計)」及び「P　医療・福祉」以外の産業(業種)にかかる「対前年同月比」及び
　　　　　　「対前年同期比」は完全には接続されないものもあり参考数値である。」

　なお、正社員に係る新規求人数は1,863人で、前年同月と比較すると30.1%減となり、新規求人数に占める割合は30.1%で、前年同月と比較すると5.1ポイント低下となった。
　有効求人数〔季節調整値〕は12,242人で、前月に比べ1.0%減となり、5か月ぶりに減少となった。
　また、原数値[パートタイムを含む全数]は12,939人で、前年同月と比較すると31.0%減となり、34か月連続で減少となった。
 　

　10月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は7,226件で、前年同月と比較すると 4.6%増となり、14か月連続で増加となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、在職者(13.7%減)は6か月連続で減少、無業者(5.6%減)は5か月ぶりに減少し、離職者(15.0%増)は14か月連続増加となった。また、離職者のうち、事業主都合離職者(68.6%増)は12か月連続で増加、自己都合離職者(9.5%減)は9か月連続で減少となった。
　有効求職者数〔季節調整値〕は33,035人で、前月に比べ2.9%減となり、2か月連続で減少となった。
　また、原数値[パートタイムを含む全数]は31,595人で、前年同月と比較すると28.0%増となり、
20か月連続で増加となった。
　

　10月の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.37倍と前月を0.01ポイント上回った。
　また、原数値[パートタイムを含む全数]は0.41倍となり、前年同月を0.35ポイント下回り、33か月連続で1.0倍を下回った。
　正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.18倍となり、前年同月を0.19ポイント下回った。
　

　10月の県内の雇用保険受給者実人員は9,880人で、前年同月と比較すると57.7%増となり、14か月連続で増加となった。
　

　10月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は15,793件で、前年同月と比較すると35.3%増となり、14か月連続で増加となった。
　就職件数[同]は2,986件で、前年同月と比較すると11.7%増となり、5か月連続で増加となった。