全国の完全失業率〔季節調整値〕は4.0%と、前月と同水準となった。
　全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.05倍となり、前月を0.01ポイント下回った。
　また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.67倍となり、前年同月と同水準となった。

　新規求人数[パートタイムを含む全数]は8,858人(対前年同月比16.4%減)となり、対前年同月比で2か月連続で減少となった。産業別では、医療・福祉(対前年同月比6.9%増)、教育・学習支援業(同4.5%増)等で増加したが、建設業(同26.6%減)、サービス業(同25.4%減)、製造業(同20.8%減)、卸売・小売業(同13.0%減)等で減少となった。
　製造業の中身については、精密機械器具(同121.7%増)及び金属製品(同14.5%増)で増加した一方、食料品関係(同35.9%減)、繊維関係(同27.0%減)等で減少となった結果、製造業全体では2か月連続で減少となった。
　なお、正社員に係る新規求人数は3,310人(対前年同月比9.7%減)となり、新規求人数[パートタイムを含む全数]に占める割合は37.4%(対前年同月差2.8ポイン増)となっている。
　有効求人数〔季節調整値〕は対前月比で3.2%の減少となった。また、原数値[パートタイムを含む全数]では22,951人(対前年同月比9.6%減)となり、対前年同月比で2か月連続で減少となった。
 　

　県内の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数]は6,772件(対前年同月比5.0%減)となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]でみると、在職者(同0.5%増)は3か月連続で増加、離職者(同7.8%減)及び無業者(同4.8%減)は3か月ぶりに減少となった。また、離職者のうち、事業主都合離職者(同22.3%減)は2か月ぶりに、自己都合離職者(同1.3%減)は3か月ぶりに、それぞれ減少となった。有効求職者数〔季節調整値〕は対前月比1.1%減となった。
　また、原数値[パートタイムを含む全数]は23,129人(対前年同月比0.4%増)となり、対前年同月比2か月連続で増加となった。
　

　県内の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.97倍と、前月を0.02ポイント下回り2か月連続で1.0倍を下回った。原数値[パートタイムを含む全数]では0.99倍となり、前年同月を0.11ポイント下回り、8か月ぶりに1.0倍を下回った。
　また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.51倍となり、前年同月を0.04ポイント下回った。
　

　県内の雇用保険受給者実人員は5,362人(対前年同月比10.3%減)となり、対前年同月比53か月連続で減少となっている。
　

　県内ハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は10,588件(対前年同月比1.7%減)となり、就職件数[同]は2,421件(同0.4%減)となっている。