全国の完全失業率〔季節調整値〕は3.7%と前月より0.3ポイント低下した。
　全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.80倍となり、前月を0.04ポイント下回った。
　また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.52倍となり、前年同月を0.10ポイント下回った。

　10月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は7,554人で前年同月と比較すると19.5%減となり、前年同月比で22か月連続の減少となった。これを産業別にみると、金融・保険業・不動産業(前年同月比7.5%増)、建設業(同6.3%増)等が増加となり、製造業(同36.9%減)、サービス業(同29.8%減)、医療・福祉(同15.8%減)、卸売・小売業(同13.3%減)、運輸業(同13.0%減)、飲食店・宿泊業(同11.1%減)等は減少となった。
　製造業の内訳については、窯業・土石製品製造業(同8.1%増)で増加となり、精密機械器具製造業は増減なし、電気機械器具製造業(同68.1%減)、電子部品・デバイス製造業(同66.3%減)、情報通信機械器具製造業(同53.5%減)、輸送用機械器具製造業(同52.4%減)、金属製品製造業(同50.5%減)、一般機械器具製造業(同32.8%減)、繊維関係(同17.0%減)、食料品・たばこ(同13.2%減)等で減少となり、製造業全体では22か月連続で減少となった。
　なお、正社員に係る新規求人数は、2,665人(同20.5%減)となり、新規求人数[パートタイムを含む全数]に占める割合は35.3%(前年同月差0.5ポイント低下)となった。
　有効求人数〔季節調整値〕は、17,711人(前月比1.1%減)となった。
　また、原数値[パートタイムを含む全数]では、18,763人(前年同月比18.9%減)となり、前年同月比で22か月連続の減少となった。

 　

　10月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は6,911件で前年同月と比較すると　　1.3%増となり、前年同月比で2か月連続で増加となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、在職者(前年同月比1.8%増)、離職者(同0.4%増)、無業者(同2.5%増)のいずれも2か月連続で増加となった。また、離職者のうち、定年(同42.6%増)は2か月連続で増加となったが、事業主都合離職者(同0.4%減)は4か月ぶりに減少、自己都合離職者(同1.4%減)は2か月ぶりに減少となった。
　有効求職者数〔季節調整値〕は、25,050人(前月比2.3%増)となった。
　また、原数値[パートタイムを含む全数]では、24,687人(前年同月比3.7%増)となり、前年同月比で8か月連続の増加となった。
　

　10月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、0.71倍と前月を0.02ポイント下回った。
　また、原数値[パートタイムを含む全数]では、0.76倍となり、前年同月を0.21ポイント下回り、21か月連続で1.0倍を下回った。
　正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.37倍となり、前年同月を0.10ポイント下回った。
　

　10月の県内の雇用保険受給者実人員は、6,266人(前年同月比1.9%増)となり、前年同月比で2か月連続で増加となった。
　

　10月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は、11,675件(前年同月比1.6%増)となり、前年同月比で2か月連続で増加となった。
　就職件数[同]は2,674件(同9.2%減)となり、6か月連続で減少となった。