全国の完全失業率〔季節調整値〕は4.0パーセントとなり、前月より、0.1ポイント低下した。 
　全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.07倍となり、前月を0.03ポイント上回った。 
　また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.58倍となり、前年同月を0.05ポイント上回った。 

　新規求人数[パートタイムを含む全数]は9,997人(対前年同月比0.9%増)となり、対前年同月比7か月連続で増加となった。産業別では、複合サービス事業(対前年同月比106.3%増)、運輸業(同49.2%増)、教育・学習支援業(同44.2%増)で大幅に増加したのをはじめ、建設業(同13.6%増)、製造業(同1.9%増)、サービス業(同1.2%増)等で増加となったが、飲食店・宿泊業(同18.9%減)、医療・福祉(同7.9%減)、卸・小売業(同7.2%減)等では減少となった。 
　製造業の中身については、輸送用機械器具(対前年同月比143.2%増)、金属製品(同49.0%増)、プラスチック製造(同42.2%増)、食品関係(同31.6%増)では増加となったが、繊維関係(同38.4%減)、情報通信機械器具(同20.4%減)等で減少となり、製造業全体では対前年同月比でほぼ横這いとなった。 
　なお、正社員に係る新規求人数は3,429人(対前年同月比5.3%減)となり、新規求人数[パートタイムを含む全数]に占める割合は34.3%(対前年同月差2.2ポイント減)となっている。 
　有効求人数〔季節調整値〕は対前月比で1.7%の減少となった。また、原数値[パートタイムを含む全数]では25,233人(対前年同月比5.1%増)となり、対前年同月比7か月連続で増加となった。 
 　

　県内の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数]は7,061件(対前年同月比4.4%減)となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]でみると、在職者(対前年同月比4.1%増)は5月連続で増加となり、無業者(同10.2%減)、離職者(同5.2%減)は3月連続で減少となった。また、離職者のうち、事業主都合離職者(対前年同月比9.5%減)、自己都合離職者(同2.7%減)ともに3月連続で減少となった。 
　有効求職者数〔季節調整値〕は対前月比0.6%減となり2ヶ月連続で減少となった。 
　また、原数値[パートタイムを含む全数]は27,139人(対前年同月比6.1%減)となり、対前年同月比11か月連続で減少となった。 
　

　県内の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.10倍と、前月を0.02ポイント下回り、5ヶ月連続1倍台で推移している。原数値[パートタイムを含む全数]では0.93倍となり、前年同月を0.10ポイント上回った。また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.47倍となり、前年同月を0.05ポイント上回った。 
　

　県内の雇用保険受給者実人員は6,561人(対前年同月比6.5%減)となり、対前年同月比44か月連続で減少となっている。 
　

　県内ハローワークにおける職業紹介件数[パートタイムを含む全数]は10,545件(対前年同月比5.0%減)となり、就職件数[同]は3,061件(同7.5%増)となっている。