全国の完全失業率〔季節調整値〕は4.9%と前月より0.3ポイント低下した。
　全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.46倍となり、前月を0.03ポイント上回った。
　また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.29倍となり、前年同月を0.14ポイント下回った。
　

　1月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は5,530人で、前年同月と比較すると4.8%減となり、37か月連続の減少となった。これを産業別(注)にみると、製造業(674人、前年同月比29.4%増)、運輸業、郵便業(204人、同10.9%増)、医療、福祉(1,155人、同13.3%増)、サービス業(626人、同18.1%増)、等で増加し、建設業(422人、同3.0%減)、卸売業、小売業(850人、同21.2%減)、金融業、保険業、不動産業、物品賃貸業(195人、同30.1%減)、宿泊業、飲食サービス業(488人、同22.8%減)等が減少となった。
　製造業の内訳については、金属製品製造業(24人、同300.0%増)、一般機械器具製造業(86人、同152.9%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(62人、同244.4%増)、電気機械器具製造業(44人、同300.0%増)、情報通信機械器具製造業(41人、同1,266.7%増)、輸送用機械器具製造業(48人、同336.4%増)等で増加し、食料品等製造業(147人、同31.6%減)、繊維工業(96人、同28.9%減)等の業種が減少となり、製造業全体では平成18年12月以来、3年1か月ぶりに増加となった。
　
　　　注; 「平成21年4月分指標から新産業分類(平成19年11月改定)対応のため、「D建設業」、
　　　　　　「E製造業(計)」及び「P　医療・福祉」以外の産業(業種)にかかる「対前年同月比」及び
　　　　　　「対前年同期比」は完全には接続されないものもあり参考数値である。」

　なお、正社員に係る新規求人数は1,912人で、前年同月と比較すると14.8%減となり、新規求人数に占める割合は34.6%で、前年同月と比較すると4.1ポイント低下となった。
　有効求人数〔季節調整値〕は11,832人で、前月に比べ4.9%増となり、4か月ぶりに増加となった。
　また、原数値[パートタイムを含む全数]は11,214人で、前年同月と比較すると16.3%減となり、
37か月連続で減少となった。
 　

　1月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は8,073件で、前年同月と比較すると24.8%減となり、2か月連続で減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(4,702人、前年同月比30.9%減)は2か月連続で減少し、離職者のうち、自己都合離職者(2,267人、同12.4%減)は12か月連続で減少し、事業主都合離職者(2,073人、同45.7%減)は2か月連続で減少となった。また、在職者(1,776人、同22.7%減)は9か月連続で減少し、無業者(926人、同2.0%増)は2か月ぶりに増加となった。
　有効求職者数〔季節調整値〕は30,739人で、前月に比べ5.5%減となり、5か月連続で減少となった。
　また、原数値[パートタイムを含む全数]は29,094人で、前年同月と比較すると1.9%減となり、23か月ぶりに減少となった。

　

　1月の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.38倍となり、4か月ぶりに上昇した。
　また、原数値[パートタイムを含む全数]は0.39倍となり、前年同月を0.06ポイント下回り、36か月連続で1.0倍を下回った。
　正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.19倍となり、前年同月を0.04ポイント下回った。
　

　1月の県内の雇用保険受給者実人員は7,909人で、前年同月と比較すると10.1%増となり、17か月連続で増加となった。
　

　1月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は13,236件で、前年同月と比較すると8.0%減となり、17か月ぶりに減少となった。
　就職件数[同]は2,090件で、前年同月と比較すると1.8%増となり、8か月連続で増加となった。