全国の完全失業率〔季節調整値〕は 4.1 %となり、前月より 0.1 ポイント低下した。
　全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は 1.09 倍となり、前月より 0.01 ポイント上昇した。
　また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は 0.60 倍となり、前年同月を 0.06 ポイント上回った。

　新規求人数[パートタイムを含む全数]は10,165人(対前年同月比7.1%増)となり、対前年同月比で2か月ぶりに増加となった。産業別では、複合サービス事業(対前年同月比161.1増)、医療・福祉(同22.5%増)で大幅に増加したのをはじめ、卸売・小売業(同10.9%増)、製造業(同9.1%増)、運輸業(同6.0%増)、13か月ぶりに飲食店・宿泊業(同3.8%増)、サービス業(同2.1%増)などで増加となったが、建設業(同4.8%減)等では減少となった。
　製造業の中身については、電気機械器具(対前年同月比184.9%増)、電子・デバイス関係(同95.5%増)で大幅に増加したのをはじめ、情報通信機械機具(同12.3%増)、一般機械器具(同10.9%増)等で増加したが、輸送用機械器具(同50.0%減)、紙・印刷関係(同39.2%減)、木材・家具関係(同19.1%減)等で減少、また、繊維関係(同0.4%増)、食品関係(同1.6%減)で横這いとなったことから、製造業全体では対前年同月比で増加となった。
　なお、正社員に係る新規求人数は3,725人(対前年同月比0.8%減)となり、新規求人数[パートタイムを含む全数]に占める割合は36.7%(対前年同月差2.9ポイント減)となっている。
　有効求人数〔季節調整値〕は対前月比で1.6%の増加となった。また、原数値[パートタイムを含む全数]では25,426人(対前年同月比3.3%増)となり、対前年同月比9か月連続で増加となった。
 　

　県内の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数]は5,919件(対前年同月比0.8%増)となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]でみると、離職者(対前年同月比3.7%増)及び在職者(同2.9%増)では増加、無業者(同16.5%減)は5か月連続で減少となった。また、離職者のうち、事業主都合離職者(同8.8%増)は2か月連続、自己都合離職者(同2.8%増)は5か月ぶりに増加となった。
　有効求職者数〔季節調整値〕は対前月比0.5%減となった。
　また、原数値[パートタイムを含む全数]は23,660人(対前年同月比5.2%減)となり、対前年同月比13か月連続で減少となった。
　

　県内の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.08倍と、前月を0.02ポイント上回り、7か月連続1倍台で推移している。原数値[パートタイムを含む全数]では1.07倍となり、前年同月を0.08ポイント上回った。
　また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.51倍となり、前年同月を0.04ポイント上回った。
　

　県内の雇用保険受給者実人員は6,623人(対前年同月比6.3%減)となり、対前年同月比46か月連続で減少となっている。
　

　県内ハローワークにおける職業紹介件数[パートタイムを含む全数]は9,252件(対前年同月比1.3%減)となり、就職件数[同]は2,640件(同3.3%増)となっている。