全国の完全失業率〔季節調整値〕は3.8%と前月と同水準となった。
　全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.98倍となり、前月を0.01ポイント下回った。
　また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.63倍となり、前年同月を0.05ポイント下回った。

　新規求人数[パートタイムを含む全数]は7,034人(対前年同月比16.2%減)となり、対前年同月比12か月連続で減少となった。産業別では、複合サービス業(対前年同月比74.5%増)、教育・学習支援業(同7.3%増)等で増加したが、運輸業(同32.4%減)、卸売・小売業(同31.8%減)、建設業(同30.4%減)、飲食店・宿泊業(同19.8%減)、製造業(同9.8%減)、サービス業(同9.1%減)等で減少となった。
　製造業の中身については、食品関係(同34.3%増)、電気機械器具(同11.1%増)、繊維関係(同6.2%増)等で増加した一方、一般機械器具(同37.5%減)、電子・デバイス(同27.9%減)、情報通信機械器具(同27.3%減)、化学・プラスチック関係(同22.5%減)等で減少となった結果、製造業全体では12か月連続で減少となった。
　なお、正社員に係る新規求人数は2,720人(対前年同月比18.4%減)となり、新規求人数[パートタイムを含む全数]に占める割合は38.7%(対前年同月差1.0ポイント低下)となっている。
有効求人数〔季節調整値〕は対前月比で1.7%増となった。
　また、原数値[パートタイムを含む全数]では20,386人(対前年同月比11.6%減)となり、対前年同月比で12か月連続で減少となった。
 　

　県内の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数]は5,295件(対前年同月比5.9%減)となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]でみると、在職者(同13.3%減)は3か月ぶりに減少、離職者(同7.1%減)は2か月連続で減少、無業者(同9.8%増)は2ヶ月ぶりに増加となった。また、離職者のうち、事業主都合離職者(同0.4%減)は4か月ぶりに減少、自己都合離職者(同12.9%減)は2か月連続で減少となった。　
　有効求職者数〔季節調整値〕は対前月比では0.3%減となった。また、原数値[パートタイムを含む全数]では21,416人(対前年同月比2.1%増)となり、対前年同月比3か月連続で増加となった。
　

　県内の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.89倍と前月を0.01ポイント上回った。
　原数値[パートタイムを含む全数]では0.95倍となり、前年同月を0.15ポイント下回り、11か月連続で1.0倍を下回った。
　平成19年平均の有効求人倍率は0.94倍となり、前年の1.06倍を0.12ポイント下回った。
　また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.47倍となり、前年同月を0.09ポイント下回った。
　

　県内の雇用保険受給者実人員は5,373人(対前年同月比0.6%増)となり、対前年同月比3か月連続で増加となった
　

　県内ハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は7,456件(対前年同月比1.8%減)となり、就職件数[同]は2,116件(同0.9%減)となっている。