全国の完全失業率〔季節調整値〕は4.0%と前月より0.1ポイント低下した。
　全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.89倍となり、前月を0.02ポイント下回った。
　また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.53倍となり、前年同月を0.06ポイント下回った。

　7月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は7,951人で前年同月と比較すると10.4%減となり、前年同月比で19か月連続の減少となった。これを産業別にみると、飲食店・宿泊業(前年同月比12.2%増)、金融・保険業・不動産業(同8.9%増)、建設業(同2.0%増)、運輸業(同0.9%増)等が増加となり、製造業(同22.1%減)、卸売・小売業(同21.1%減)、サービス業(同12.5%減)、医療・福祉(同9.5%減)等は減少となった。
　製造業の内訳については、精密機械器具製造業(同84.6%増)、食料品・たばこ(同6.7%増)で増加となり、情報通信機械器具製造業(同46.2%減)、金属製品製造業(同45.1%減)、輸送用機械器具製造業(同42.4%減)、電子部品・デバイス製造業(同30.1%減)、電気機械器具製造業(同28.8%減)、一般機械器具製造業(同12.6%減)、繊維関係(同12.6%減)等で減少となり、製造業全体では19か月連続で減少となった。
　なお、正社員に係る新規求人数は、2,777人(同13.1%減)となり、新規求人数[パートタイムを含む全数]に占める割合は34.9%(前年同月差1.1ポイント低下)となった。
　有効求人数〔季節調整値〕は、18,841人(前月比3.0%減)となった。
　また、原数値[パートタイムを含む全数]では、19,039人(前年同月比12.9%減)となり、前年同月比で19か月連続の減少となった。

 　

　7月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は6,283件で前年同月と比較すると0.5%増となり、前年同月比で2か月連続で増加となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、在職者(前年同月比7.0%増)は2か月連続で増加、離職者(同0.3%増加)は2か月連続で増加となり、無業者(同11.7%減)は2か月連続で減少となった。また、離職者のうち、定年(同14.9%増)は4か月連続で増加となり、事業主都合離職者(同4.1%増)は3か月ぶりに増加、自己都合離職者(同1.4%減)は3か月連続で減少となった。
　有効求職者数〔季節調整値〕は、24,097人(前月比0.7%増)となった。
　また、原数値[パートタイムを含む全数]では、24,152人(前年同月比2.1%増)となり、前年同月比で5か月連続の増加となった。
　

　7月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、0.78倍と前月を0.03ポイント下回った。
　また、原数値[パートタイムを含む全数]では、0.79倍となり、前年同月を0.13ポイント下回り、18か月連続で1.0倍を下回った。
　正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.37倍となり、前年同月を0.07ポイント下回った。
　

　県内の雇用保険受給者実人員は、6,510人(前年同月比0.2%増)となり、前年同月比で2か月連続で増加となった。
　

　県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は、10,351件(前年同月比6.0%増)となり、前年同月比で7か月連続で増加となった。
　就職件数[同]は2,500件(同2.1%減)となり、3か月連続で減少となった。