12月の新規求人数[パートタイムを含む常用]は7,223人で前年同月比12.3%の増加となった。
これを産業別にみると、建設業で対前年同月比81.8%増と大きく伸び、サービス業15.3%増、飲食店・宿泊業18.4%増、また、医療・福祉、運輸業、卸・小売業等で増加したが、製造業、金融・保険・不動産業、教育・学習支援業等で減少した。製造業では、化学・プラスチック関係、精密機械器具で増加したが、電子・デバイス、情報通信機械器具、電気機械器具、一般機械器具等で減少し、製造業全体で対前年同月比6.9%の減少となった。
有効求人数[パートタイムを含む常用]は21,221人で、対前年同月比23.7%増と16か月連続で増加した。
12月の新規求職申込件数[パートタイムを含む常用]は4,818人で、対前年同月比0.5%減少した。これを態様別状況[パートタイムを除く常用]でみると、在職者が対前年同月比で5.5%増加し、事業主都合離職者は15.3%減と18か月連続で減少し、自己都合離職者は3.3%減、離職者全体で6.3%減、無業者は15.9%減と離職者、無業者ともに15か月連続で減少した。
有効求職者数[パートタイムを含む常用]は21,752人で、対前年同月比3.1%減となり、27か月連続し減少した。
12月の有効求人倍率[季節調整値]は0.99倍で、前月の0.94倍を0.05ポイント上回った。
また、原数値[パートタイムを含む常用]では0.98倍と対前年同月比0.22ポイント上回った。
雇用保険受給者実人員は6,386人で、対前年同月比18.8%減で、27か月連続で減少した。
以上の状況から、県内の雇用情勢は、引き続き緩やかに改善している。
※全国求人の有効求人倍率の発表は1月28日(金)の予定です。 |
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