建設工事現場に対する安全パトロールの実施 【新見労働基準監督署】
新見労働基準監督署では、6月19日に新見労働基準監督署長らによる高梁市内の建設工事現場に対する安全パトロールを実施しました。
新見労働基準監督署管内(新見市、高梁市、吉備中央町のうち旧賀陽町地域)では、昨年5件の死亡災害が発生し、このうち3件が建設業で発生しています。
このような状況から、新見労働基準監督署では、本年度、建設業に対する労働災害防止を最重点課題として位置づけ、労働死亡災害はもとより、重篤な災害につながるおそれのある建設三大災害(墜落・転落災害、崩壊・倒壊災害、建設機械・クレーン等による災害)の防止に向けて、建設工事現場に対する安全パトロールを強化することとしております。
今回、その取り組みの一環として、全国安全週間(平成26年7月1日から7月7日まで)準備期間中である6月19日に、建設工事現場に対する安全パトロールを報道機関へ公開実施しました。
パトロールでは、足場・開口部などに対する手すり・安全ネット・親綱の設置といった墜落防止対策が適切であるかどうかを重点的に確認するとともに、本格的な夏場を前に、「熱中症予防対策」についても注意喚起を行いました。
当日のパトロールの模様は、地元ケーブルテレビでも報道されました。