「電動ファン付マスクの導入に向けた講習会」を開催しました 【和気労働基準監督署】
~粉じん職場劇的改革作戦~
東備地区粉じん障害防止対策協議会は、従来の防じんマスクと比較して漏れがほとんど発生せず、呼吸がとても楽になる等性能性が高いとされている、電動ファン付マスク(呼吸等と連動してファンが電動で回転し、マスク内を陽圧にする防じんマスク)の導入を推進しています。
(※電動ファン付マスクは特定の作業に労働者を従事させる場合(ずい道建設工事等)において着用させることが法令で義務付けられていますが、その性能の高さから、特定の作業以外においても着用するよう厚生労働省において勧奨しています(第8次粉じん障害防止総合対策)。)
しかし、電動ファン付マスクを導入している事業者は未だ少なく、その有効性についてあまり知られていない状況です。
このため、東備地区粉じん障害防止対策協議会では粉じん作業を有する事業者を対象に「電動ファン付マスクの導入に向けた講習会」を2回にわたり開催しました。講習会では、岡山産業保健総合支援センターの労働衛生工学相談員・西出忠志先生より電動ファン付マスクの有効性について講義をいただき、また、複数の保護具メーカーの協力のもと、参加者に電動ファン付マスクを着用・体験をしてもらいました。
挨拶する三宅徹和気労働基準監督署長
岡山産業保健総合支援センター西出忠志先生による「電動ファン付マスクの有効性」についての講義
電動ファン付マスクの着用体験の様子
電動ファン付マスクは漏れがほとんど発生しないことを体験
この記事に関するお問い合わせ先
労働基準部 健康安全課 TEL : 086-225-2013