化学物質リスクアセスメント安全衛生研修会を開催しました【和気労働基準監督署】
「化学物質リスクアセスメント」安全衛生研修会
◆◆◆◆平成28年6月1日施行◆◆◆◆
和気労働基準監督署(署長 三宅徹)は、岡山セラミックス技術振興財団、耐火物協会中国四国支部、東備耐火物粉砕工業協同組合、岡山県労働基準協会和気支部の4団体との共催により化学物質を使用している事業場(備前市・赤磐市・和気町)を対象に平成28年1月29日(金)岡山セラミックスセンター(備前市西片上)において、「化学物質リスクアセスメント」安全衛生研修会を開催しました。(参加人数約90名)
平成28年6月1日から「化学物質リスクアセスメント」に関する改正労働安全衛生法が施行されるため、化学物質の危険性又は有害性の調査に関する取組方法等について、専門家より演習等を含めた講演がありました。
また、すでに「化学物質リスクアセスメント」に取組んでいる管内事業場から有害性、ばく露評価の進め方を含め事例発表していただき大変有意義なものとなりました。
三宅徹和気労働基準監督署長から「化学物質リスクアセスメント」実施のため取組み体制の整備、岡山県下で運動している「職場の安全と健康確保強化期間」(実施期間平成28年1月から3月末まで)への協力を要請しました。
続いて和気労働基準監督署担当官より、当署管内の主要産業の窯業土石製造業で取り扱っている「リフラクトリーセラミックファイバー(平成27年11月1日より特定化学物質)」に関する有害性、作業管理、健康管理について説明しました。
【タイガースポリマー(株)岡山工場】 【黒崎播磨(株)備前転炉工場】
技術グループ 坂本純一氏 備前生産技術グループ
マネージャー 藤田基成氏
※ 和気労働基準監督署管内で、すでに「化学物質リスクアセスメント」に取組んでいる事業場の事例発表の様子
中央労働災害防止協会 近畿安全衛生サービスセンター
安全・衛生管理士 岸 泰広 氏
※ 化学物質リスクアセスメントが義務化された経緯及び取組み方について演習等を行い理解を深めました。
また、中央労働災害防止協会の安全衛生の専門家が無料で問題点や改善のアドバイスを行う「中小規模事業場安全衛生サポート事業」についても紹介がありました。
この記事に関するお問い合わせ先
労働基準部 健康安全課 TEL : 086-225-2013