労働災害防止の取組~建設業編~【新見労働基準監督署】
岡山県内の建設業における死傷災害は平成22年以降増加傾向にあり、全産業の中でも高い災害発生率となっており、昨年は建設業で6名の方が労働災害で亡くなるなど、とりわけ建設工事現場における労働災害防止の取組が強く求められています。
■建設業労働災害防止協会岡山県支部高梁分会
平成27年6月17日、高梁建設会館において建設関係業者を対象に開催されました。
建設業労働災害防止協会岡山県支部高梁分会 本多分会長の挨拶
■建設業労働災害防止協会岡山県支部新見分会
平成27年6月26日、新見市総合福祉センターにおいて建設関係業者を対象に開催されました。
挨拶をする新見労働基準監督署 小松原署長
講習会では、「夏場の健康管理」と題し、新見市福祉部健康づくり課の梶原主任より、これから夏本番を迎えるにあたり熱中症の予防を含めた夏場の健康管理のポイントについて説明がありました。
「夏場の健康管理」のポイントについて説明する梶原主任(写真左上)
■安全・安心、充実して働くことができる職場づくりに向けて
どちらの講習会においても、新見労働基準監督署からは、安全・安心、充実して働くことができる職場づくりに向けた取組の推進について説明しました。
小松原署長は、労働安全衛生法が改正され、本年6月1日に施行された受動喫煙の防止について措置を講じていただくよう求めました。また、労働災害発生状況や働き方の改革等についても説明し、ハーネス型安全帯(墜落時の衝撃緩和のため)の使用を推奨しました。
同署の池田技官は、足場からの墜落・転落災害や転倒災害の防止、熱中症の予防等について説明を行いました。
ハーネス型安全帯の使用を推奨する
新見労働基準監督署 小松原署長
※参考資料
足場からの墜落防止のための措置を強化します(厚生労働省HP)
「STOP!転倒災害プロジェクト2015」(岡山労働局HP)
職場の熱中症対策は万全ですか?(厚生労働省HP)
夏の生活スタイル変革「ゆう活」(岡山労働局HP)
職場における受動喫煙防止対策(厚生労働省HP)
この記事に関するお問い合わせ先
労働基準部 健康安全課 TEL : 086-225-2013