平成28年度 木造家屋建築工事岡山地区安全対策委員会を開催 【岡山労働基準監督署】
平成28年7月22日、岡山労働基準監督署は同署管内の木造家屋等低層住宅建築工事の関係業界団体等で構成する会議を開催しました。
冒頭、岡山労働基準監督署長から、「建設業の労働災害は長期的には減少してきたが、墜落・転落災害は依然として3割発生している。中でも脚立による災害が目立つ。」として、脚立による災害防止の徹底を呼びかけました。
また、同署の担当からは、「足場に係る留意点、STOP転倒災害プロジェクト、熱中症予防対策等」に係る説明を行いました。
続いて、各団体等から取組事項等の説明の後、意見交換・要望事項等について協議を行いました。
挨拶する高祖岡山労働基準監督署長
平成27年に岡山労働基準監督署管内の木造家屋建築工事で発生した休業4日以上の労働災害は16件(対前年比-1件)でした。近年の発生状況をみると、仮設物等からの墜落・転落(37%)、木材加工用機械による切れ・こすれ災害(21%)など従来からの事故の型による災害が後を絶たない状況です。
岡山労働基準監督署では、今後も労働災害防止のための指導を行っていくこととしています。
STOP! 転倒災害ブロジェクト (岡山労働局HPにリンク)
熱中症対策について (岡山労働局HPにリンク)