美作地域建設工事関係者連絡会議を開催
～建設業における労働災害防止に向けた取組の強化を申し合わせ！～
【趣旨】
津山労働基準監督署管内において建設業における労働災害が増加傾向にあり、特に「墜落・転落」災害に至っては、昨年8月末時点で8件であったものが、本年8月末時点で17件と大幅に増加している状況を受け、建設業における労働災害防止に向けた取り組みの強化のため、平成28年9月16日に管内の公共工事発注機関及び労働災害防止団体の担当者出席のもと、建設工事関係者連絡会議を開催しました。
【協議内容】
小川署長より津山労働基準監督署の行政の進め方について説明が行われ、今年度、建設業において墜落災害などの労働災害が大幅増加していることから、発注機関、災害防止団体に労働災害防止について協力依頼を行いました。
高橋安全衛生課長より、当署管内の過去10年間の建設業における労働災害の発生状況、労働災害事例、建設業における三大災害（墜落・転落災害、重機災害、土砂崩壊災害）防止を中心とした留意点、過去2年間に改正された労働安全衛生法令にかかる事項及び建設業者から発注機関に対する要望等について説明を行いました。その後、監督署と発注機関の合同パトロールの実施等について協議を行いました。
●美作地域建設工事関係者連絡会議における取組
同連絡会議・労働基準監督署の連名で、墜落災害の防止のためのリーフレット(267KB; PDFファイル)を作成し、美作地域全体で、工事の発注時、パトロール等のあらゆる機会に周知・啓発を図ることを決定しました。
発注機関、災害防止団体との合同パトロールを可能な限り実施する方針としました。
