食料品製造業を対象に改正「労働安全衛生規則」等労働災害防止対策説明会を開催しました。【津山労働基準監督署】
津山労働基準監督署管内(津山市、美作市、真庭市、久米南町、美咲町、勝央町、奈義町、鏡野町、西粟倉村、新庄村)の労働災害(休業4日以上)は、平成24年は全産業で325人であったものが平成25年には309人と16人減少となりました。しかし、食料品製造業については、平成24年が8人であったところ平成25年は21人と大幅な増加となり、全産業の6.8%を占めております。この中には、食品加工用機械の回転部分等に巻き込まれ、後遺症が残る重篤な災害も発生しています。また、全国的に見ても、食品加工用機械にかかる災害は年間約2000人が被災し、中には死亡災害に至っているものもあります。
このような状況から、11月21日、当署において食料品製造業を対象とした改正「労働安全衛生規則」等労働災害防止対策説明会を開催し、労働災害発生状況、改正「労働安全衛生規則」(食品加工用機械)及び労務管理等について説明を行いました。
(説明会冒頭に井川博夫津山労働基準監督署長が挨拶)
(安全衛生課説明)
(監督課説明)
・パンフレット(平成25年10月1日から、食品加工用機械についての規定を追加した改正「労働安全衛生規則」が施行されます)*本省ホームページへリンク
・本年の当署における休業4日以上の労働災害は減少しているものの、死亡災害については、10月末時点で5人の方が死亡し、昨年1年間の死亡者数を超えております (「労働死亡災害多発」パンフレットへリンク)。食料品製造業に限らず、全業種において、労働災害防止の徹底をお願いします。
この記事に関するお問い合わせ先
労働基準部 健康安全課 TEL : 086-225-2013