建設業協会岡山東西支部と合同で安全パトロールを実施しました【岡山労働基準監督署】
建設業協会岡山東西支部と合同で安全パトロールを実施
【岡山労働基準監督署】
岡山県建設業協会の岡山東西支部夏季合同安全パトロールが7月19日に実施されました。
岡山建設会館の会議室に、支部役員、安全指導者、労働安全コンサルタント、監督署員3名らが集合し、泉事務局長の進行による出発式の中で、蜂谷岡山西支部長より「西日本豪雨災害により岡山県は大きな被害を受け、これから復旧工事に向け、労働災害を出さないように安全に作業を行っていく必要がある」ことを含め挨拶がありました。
監督署の副署長からは、『第12次労働災害防止計画では、5年間で死傷災害を15%減少させる目標であったが、岡山県内の建設業では、7.4%の減少に留まった。本年から始まる第13次労働災害防止計画では、岡山県内で死亡災害を15%以上減少させ、死傷災害は5%以上減少させるとの目標を掲げた。重点とする業種の目標として、建設業は「墜落転落、崩壊倒壊及び建設機械等災害を15%以上減少させる」と掲げた。本日のパトロールが労働災害防止に繋がることを期待したい』旨説明しました。
出発式で挨拶をする蜂谷岡山西支部長(一番奥)
2班に分かれ、マンション新築2件、市の施設新築、5社JVの大規模建設の4現場をパトロールし、良かった点、気になった点など細かいところまで指摘し、安全な施工をお願いしました。
夕刻、建設会館に戻り、各班のパトロール結果の講評がありました。
監督署の安全衛生課長からは、『クールワークキャンペーンとして熱中症予防対策の徹底、監督署の行政活動を分かり易く知っていただく「おかやま監督署かべ新聞」の発行」などを改めて周知いただきたい』と伝えました。
なお、当パトロールに毎回出席されている宇山昭広氏におかれましては、岡山地区安全指導者協議会幹事長として、労働安全衛生に係る岡山労働局長表彰を7月4日に受賞されていますので、あらためてご披露申し上げます。
長年にわたり安全衛生関係の業務に従事され、地域、団体又は関係事業場の安全衛生水準の向上発展への多大な貢献が認められての個人表彰です。
建設現場をパトロールする小松原副署長(手前)
「STOP転倒災害」
この記事に関するお問い合わせ先
労働基準部 健康安全課 TEL : 086-225-2013