建設業の労災に歯止めを!!建設工事関係者連絡会議の構成員による安全パトロール(平成30年12月4日)【岡山労働基準監督署】
建設業の労災に歯止めを!!
建設工事関係者連絡会議の構成員による安全パトロール(H30.12.4)
【岡山労働基準監督署】
平成30年12月4日、管内の公共工事発注機関および建設関係団体ならびに岡山労働基準監督署で構成する建設工事関係者連絡会議の構成員20名で、岡山市内の公共工事(橋梁補修工事)現場の安全パトロールを行いました。
この連絡会議は、公共工事の発注者、建設関係団体、労働災害防止団体、労働行政機関が緊密に連携して労働災害防止対策を進めるために設置されたものです。
管内の建設業では、昨年、労働災害が大幅増加となり、今年も増加傾向に歯止めがかからず、建設業における休業4日以上の労働災害は69件と対前年比で2件増加しています。死亡災害も2年連続して発生しており、昨年1名、本年に入って2名の方が尊い命を失っています。建設業における労働災害防止は待ったなしの課題です。
安全パトロールの様子
岡山監督署長の挨拶に続き、工事施工業者から工事概要等について説明の後、合同で安全パトロールを行いました。
パトロールでは、足場の手すり、中さん、幅木の設置状況等、墜落・転落防止対策を重点に確認し、リスクアセスメントの実施状況等についても確認しました。
講評において、岡山監督署長から、年末は気ぜわしく、建設現場においても労働災害発生のリスクが高まることから、「危険の芽をあらかじめ摘むことにより労働災害防止をさらに図ること」、「安全帯に係る規則改正に適切に対応すること」、「今後も建設工事関係者の一層の緊密な連携を図っていくこと」の呼びかけを行いました。
*参考資料
・労働災害発生状況 平成30年11月速報値(岡山労働局HPにリンク)
・安全帯が「墜落制止用器具」に変わります!(厚生労働省HPにリンク)
・建設業年末年始労働災害防止強調期間(建災防HPにリンク)
・『リスクにチャレンジ!岡山』運動(建災防岡山県支部HPにリンク)
(H30.10.1~H31.3.31)
この記事に関するお問い合わせ先
労働基準部 健康安全課 TEL : 086-225-2013