労働時間相談・支援班の活動について
労働時間相談・支援班の活動について
~働き方改革説明会を開催しました~
岡山労働基準監督署
平成30年4月から、中小規模の事業場で働く方々の労働条件の確保・改善を目的として、岡山県下の労働基準監督署に「労働時間相談・支援コーナー」を設置し、専門の「労働時間相談・支援班」の職員が労働時間等に係る法令に関する問合せや労務管理についての相談をお受けするとともに、平成30年7月6日に公布された「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」(平成30年法律第71号。以下「改正法」という。)による労働基準法等の改正内容について、円滑な施行に向けた説明会などを開催しております。
この度、岡山労働基準監督署(署長:岡田康浩)では、「労働時間相談・支援班」の活動の一環として、平成30年8月下旬から10月中旬までの期間、当署会議室又はおかやま西川原プラザにおいて『働き方改革説明会』を開催しましたので、以下に活動報告を行います。
当署会議室では75事業場、同プラザでは100事業場の会社担当者に出席いただき、①労働基準法の改正内容、②労働時間制度全般に関することについて、③長時間労働の削減に係る好事例について、④時間外労働等改善助成金等の利用について説明を行いました。
また、説明会終了後は、労務管理に関し疑問に感じている事項、悩んでいる事項などを相談できる個別相談窓口が設けられ、多数の出席者から相談支援を担当する職員に改正法の内容、労務管理、助成金制度、生産性の向上など広範囲の相談がなされました。
会場全体の様子 小松原副署長
冒頭、小松原副署長より開催の趣旨、改正法の概略等について説明しました。
岡山署職員による説明の様子① 岡山署職員による説明の様子②
はじめに、当署職員より「労働時間制度全般に関する事項」について説明し、「スタートアップ労働条件」の利用勧奨を行いました。
岡山署職員による説明の様子③ 岡本第一方面主任監督官
次に、当署職員より「労働基準法の改正内容」について説明しました。
続いて、岡本第一方面主任監督官より、「雇用形態に関わらない公正な待遇の確保」について説明しました。
社会保険労務士 笹井茂樹氏
最後に、笹井茂樹氏(岡山県働き方改革推進支援センター、派遣型専門家社会保険労務士)より、「労働時間の設定の改善に関すること」、「長時間労働の削減に係る好事例」、「時間外労働等改善助成金・業務改善助成金の利用」、「働き方改革推進センターの利用」について説明しました。
今後も同様の説明会などを開催し、中小企業事業主の方に向けた相談支援の取組を進めていくこととしております。
詳しくは岡山労働基準監督署までお問い合わせください。
【参 考】
「労働時間相談・支援コーナー」について
「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」について
「スタートアップ労働条件」