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監督署合同「働き方改革セミナー」(県内3会場)実施レポート(盛会でした!!)

県内3会場で働き方改革セミナーを開催!!

~働き方改革の実現は待ったなしで求められています!~

 

岡山労働局 各労働基準監督署

 

●先般、岡山労働局と県内の各労働基準監督署は、岡山産業保健総合支援センター、岡山県よろず支援拠点と共催により、県内3会場で「働き方改革セミナー」を開催しました。

 

 「働き方改革」の実現は喫緊の課題であり、本年3月に政府の働き方改革実現会議が取りまとめた「働き方改革実行計画」においても、改革の実行に向けた様々な取組み方針が示されています。

 その中でも長時間労働の是正と過重労働による健康障害防止、さらに治療と職業生活の両立支援については、労働行政を推進する上での重要な課題です。

 

 一方、長時間労働の是正に当たっては、「労働生産性の向上」の視点も欠かせないものであります。

 このため、県内初の取組として、岡山県内の全ての労働基準監督署が合同で、3地域(岡山会場、倉敷会場、津山会場)において関係機関とも連携の上、それらの課題をテーマとした事業主・労務担当者向け「働き方改革セミナー」を開催したものです。

 

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岡山会場の様子 

 

【☞ セミナーの模様をご紹介します】

 9月22日の岡山会場は、岡山労働局長(局長:金田(かなだ)弘幸)の冒頭挨拶から始まりました。

 

 局長発言要旨;

 「このところの景気の動向等により県内の雇用情勢は好転していますが、年々労働力人口の減少が進んでいることもあって、総じて人手不足の状態にあり、労働力需給の関係においては、働く人を求める企業にとってなかなか厳しい状況が続いています。

 本日御参集の皆さまには、本セミナーのテーマである働き方改革に真正面から取り組まれ、長時間労働の是正など雇用環境の一層の改善を図り、多くの求職者に優良な就職先として認識され、かつ、長く働き続けることのできる、魅力ある職場づくりに努めていただきますようお願いします。

 なお、労働行政では、この、待ったなしの課題である働き方改革に積極的に取り組む企業への支援メニューも色々とご用意させていただいているので是非ご活用ください。」

  ※(参考)働き方改革実現に向けて(津山会場:岡山労働局長説明資料)(2358KB; PDFファイル) 

 

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挨拶する金田局長 

 

 その後、岡山労働基準監督署の担当官が長時間労働の現状とその是正に向けた取組(4971KB; PDFファイル)、過重労働による健康障害防止対策、「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」などの説明を行いました。 

 

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岡山会場でガイドラインを説明する岡本第一方面主任監督官 
 
 

 続いて、株式会社ベクトルの代表取締役村川智博氏より労働生産性の向上をテーマにした講演がありました。同氏からは、「従業員がやりがいをもって働きその能力を十分に発揮できる職場環境づくりは生産性向上の面からも重要であること、仕事のやり方をきめ細やかに工夫し、店舗で扱う商品の整理を徹底すること等により、商品探しの時間短縮ができ、長時間労働防止と同時に業績も上げることができた。」などの説明がありました。

 

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株式会社ベクトルの代表取締役村川智博氏 

 

 労働生産性の向上の取組については、労働行政もしっかりと支援しています。

 岡山労働局職業安定部職業対策課の担当官より、労働生産性を向上させた事業所への労働関係助成金の割増制度について説明を行いました。あわせて、(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構 ポリテクセンター岡山からのお知らせの資料も配布しています。(「生産性向上人材育成支援センター」のご案内、生産性向上支援訓練のご案内) 

 

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労働生産性の向上による労働関係助成金の割増について説明する藤原助成金主任

 

 

 その後、岡山産業保健総合支援センターの両立支援促進員大倉直子氏より「治療と職業生活の両立支援について」講演がありました。

 「病気の治療の問題を抱える労働者が治療を続けながら安心して働くことのできる職場づくりは、病気の方だけでなく、現在健康な方にとっても必要なセーフティネットであり、企業、労働者双方にとって大きなメリットがある」旨説明がありました。

 こうした両立支援の取組もまた重要な働き方改革です。

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岡山産業保健総合支援センターの大倉直子氏 

 

 なお、セミナー会場内には、別途、個別相談のブースも設けられ、企業側だけでなく、治療しながら仕事を続けている人など多くの相談者がブースを訪れアドバイスを受けられていました。

 

 事前申込みの段階から満席となった岡山会場では、企業の経営者や労務担当者など約190人が参加して、メモをとるなど、最後まで熱心に聴講しておられました。

 また、当日は多くのマスコミの取材や報道がなされ、「働き方改革」に関する社会的関心の高さを示していました。

 

 このセミナーは、9月26日に倉敷会場、10月18日に津山会場で行われ、こちらも全て満席であり、盛況のうちに終了しました。

 

 関係各方面におかれては、働き方改革を進め、誰もが生きがいを持って、その能力を最大限発揮できる社会創りにご協力くださいますようお願い申し上げます。

 

 

他の会場の様子

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 倉敷会場の様子(9月26日)

 

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津山会場の様子(10月18日) 

 

【資料】

働き方改革実現に向けて(津山会場:岡山労働局長説明資料)(2358KB; PDFファイル)

 

長時間労働削減に向けた取組(厚生労働省HPへリンク)

 

労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン(厚生労働省HPへリンク)

 

長時間労働の是正と過重労働による健康障害防止対策について(労働基準監督署説明資料) (4971KB; PDFファイル)

 

労働生産性を向上させた事業所は労働関係助成金が割増されます(厚生労働省HPへリンク)

 

生産性向上人材育成支援センター((独)高齢・障害・求職者雇用支援機構 ポリテクセンター岡山HPへリンク)

 

治療と職業生活の両立について(厚生労働省HPへリンク) 

この記事に関するお問い合わせ先

労働基準部 監督課 TEL : 086-225-2015

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