岡山労働局長が社会福祉施設の労働環境改善を要請しました
-社会福祉施設における労働災害増加に歯止めを-
職場における腰痛・転倒災害の発生STOP!
-雇用管理改善により一層魅力ある職場づくりを-
定着促進により人材不足STOP!
県内の労働災害が中長期的には徐々に減少傾向にある中で、社会福祉施設における労働災害は大幅な増加傾向となっており、また、介護職においては人手不足が顕著な状況にあります。
これらのことを踏まえ、9月29日、局長から県内主要社会福祉団体6団体に対して、「社会福祉施設等における雇用管理改善・労働災害の未然防止による魅力ある職場づくりに関する要請書」を直接お渡ししてお願いしました。
また、この機会にあわせて局長との意見交換を行わせて頂きました。この場で頂戴した貴重なご意見は今後の行政運営の参考とさせて頂きます。
<社会福祉団体名称> (敬称略)
○ 社会福祉法人岡山県社会福祉協議会 ○ 岡山県社会福祉法人経営者協議会
○ 岡山県老人福祉施設協議会 ○ 一般社団法人岡山県介護福祉士会
○ 一般社団法人岡山県老人保健施設協会
○ 公益社団法人日本認知症グループホーム協会岡山県支部
岡山労働局長から各団体の代表者に要請書が手渡されました。
岡山労働局長との意見交換の様子
<参加者から頂いた主なご意見>
・介護職場のイメージが悪くとらわれているが、現場はやりがいをもっており、いいサービスを提供できるよう一生
懸命勉強している。
・高い志を持って入ってきてくれるが、結婚・出産・育児・夜勤などの理由により、育成する前に辞められる人がい
ることも事実。
・小規模事業所の多くが助成金制度を知らないので、いい施策を周知して離職を防ぎたい。
・介護の周辺業務を担う人材を確保するため、高齢者雇用を活用したい。
・人材の確保・定着・育成のため、研修に取り組んでおり、また、就職総合フェア、介護職場見学体験ツアーなど
介護職場のPRに努めている。
・介護業界のイメージアップのため、第2回カイゴ男子・カイゴ女子発掘プロジェクトをイオンモール岡山内で開催
(11/5)する。
<参考資料>
社会福祉施設の労働災害防止マニュアル等(厚生労働省ホームページ)
社会福祉施設における年別・事故の型別労働災害発生状況(PDF:6KB)
社会福祉施設における事故の型別労働災害発生状況(PDF:24KB)
職場定着支援助成金(個別企業助成コース)(PDF:1889KB)
この記事に関するお問い合わせ先
労働基準部 健康安全課 TEL : 086-225-2013