第13回 岡山労働災害防止対策推進会議を開催しました
岡山労働局と労働災害防止団体等で構成する第13回 岡山労働災害防止対策推進会議を開催しました。
岡山労働局管内では平成29年は昨年に比べ労働災害が増加しており、5月末現在では、昨年に比べ54件増加しています。6月は安全週間準備期間となっているため、労働災害による被災者を1人でも少なくするために傘下の事業場に対し、災害指導・助言を要請しました。
また、今年度の取組である行政運営方針は、
(1) 男女ともに働きやすい雇用環境づくり
(2) 働く人の健康と安心な職場づくり
(3) 地域における雇用の安定と活力の向上
であること、長時間労働の是正、病気の治療、子育て・介護等と仕事の両立支援、女性・若者が活躍しやすい環境整備、高齢者の就業促進などに取り組んでいくことを説明しました。
続いて、労働災害防止団体等から、労働災害防止に係る取組内容を発表、また、各団体等からの意見・要望事項等について、協議を行いました。
「荷役作業」の労働災害が多く発生しており、「荷主等に関する安全対策ガイドライン」が発出されているが、運送業に比べ荷主となる製造業などにおいて周知が進んでいない、社会福祉施設では「腰痛予防」などの対策が重要など活発な意見交換が行われました。
(出席団体) 一般社団法人 岡山県労働基準協会
建設業労働災害防止協会岡山県支部
陸上貨物運送事業労働災害防止協会岡山県支部
林業・木材製造業労働災害防止協会岡山県支部
港湾貨物運送事業労働災害防止協会中国総支部岡山支部一般社団法人 日本労働安全衛生コンサルタント会岡山支部
この記事に関するお問い合わせ先
労働基準部 健康安全課 TEL : 086-225-2013