労働安全衛生法改正に伴う化学物質管理説明会を実施
岡山労働局では、「職場の安全と健康確保強化期間」の取組の一環として、平成28年1月18日に岡山ふれあいセンター大ホール(岡山市中区桑野)において、労働安全衛生法改正に伴う化学物質管理説明会を実施しました。
労働安全衛生法の改正のうち、一定の危険有害性がある安全データシート(SDS)の交付義務の対象となっている640の化学物質を製造し、又は取り扱う全ての事業場におけるリスクアセスメントの実施が本年6月1日から義務化されました。また、640物質を譲渡又は提供する際の容器又は包装へのラベル表示と安全データシート(SDS)の交付も、本年6月1日から義務化されました。
高祖健康安全課長の挨拶で、ラベル表示があったらSDSの確認とリスクアセスメントの実施につなげる「ラベルでアクション」の重要性を説明した後、岡山労働局の担当官から改正労働安全衛生法の概要(化学物質のラベルとリスクアセスメント)の説明を行いました。続いて、テクノヒル株式会社井上晋一氏から職場の化学物質管理における危険有害性情報の活用(ラベル・SDS・リスクアセスメント)と題して講演が行われました。
岡山労働局、各労働基準監督署及び岡山労働災害防止対策推進会議では、この1月から
3月末までの間を、職場の安全と健康確保強化期間」に設定し、化学物質リスクアセスメントをはじめ職場の日常作業における安全衛生管理について、重点的にチェックを行うとともに、改正労働安全衛生法の実施による健康確保に取り組むことを呼びかけています。
*参考資料
・職場の安全と健康確保強化期間リーフレット(PDF)
・職場の安全と健康確保強化期間取組要綱(PDF)
・労働災害を防止するためリスクアセスメントを実施しましょう(PDF)
挨拶する高祖健康安全課長
会場全体の様子 担当官説明
講演を行うテクノヒル株式会社の井上晋一氏
この記事に関するお問い合わせ先
労働基準部 健康安全課 TEL : 086-225-2013