全国安全週間を迎え建設現場の局長安全パトロールを実施
女性の働きやすい環境整備のため、雇用環境・均等室長も参加
全国安全週間準備期間である平成28年6月16日に岡山市水道局本局庁舎建築その他工事(岡山市北区鹿田町)において岡山労働局、岡山労働基準監督署と建設業労働災害防止協会岡山県支部が連携して安全パトロールを実施しました。
金田弘幸岡山労働局長からは、冒頭のあいさつの中で、管内の建設業における労働災害の状況と対策について説明しました。
「平成27年はそれまで上昇傾向であった死傷災害が減少に転じたものの、依然として多発傾向で推移していると評価されます。同年の死亡災害は2人でしたが、28年は現時点で既に3人となっていること等から災害防止に向け一層の取組が必要です。また、27年の死傷災害では墜落・転落災害が最も多く、次いで飛来・落下災害となっていることから、災害防止はこれらのリスクを適切に洗い出し十分な対策を講じていただく必要があります。」
パトロールでは、墜落・転落災害防止、飛来・落下災害防止の取組みや、熱中症予防の取組みを重点的に点検し確認していきました。
建設現場は総じて人手不足の状態であり、労働者の高齢化、女性の進出の遅れ、災害の多発といった課題がありますが、国民の安全・安心な生活と財産を守る意義のある仕事であり、一層の雇用改善により魅力ある職場づくりに努めるとともに、労働災害のない現場の実現を通じて安全・安心して働ける環境整備をお願いします。
全国安全週間(PDF1214KB)
熱中症を防ごう(PDF985KB)
第9次建設雇用改善計画の概要(PDF1214KB)
建災防岡山県支部(同HP)
※各労働基準監督署でもパトロールを実施しています。
この記事に関するお問い合わせ先
労働基準部 健康安全課 TEL : 086-225-2013