平成28年度 岡山労働局安全衛生労使専門家会議を開催しました(平成29年2月10日)
岡山労働局安全衛生労使専門家会議を開催し、平成29年度は第12次防労働災害防止計画(5ヵ年計画)の
最終年度となることから、同計画の推進状況の分析結果を基に、現場実態を知る安全衛生専門委員(労・公・
使各3名で構成)の皆様方から専門家の立場で、同計画を推進するに当たっての意見を頂戴しました。
今後の行政運営の参考とさせて頂きます。
意見交換の様子
<委員から頂いた主な意見>
●多発している転倒災害では、高齢者が被災している割合が高いので、例えばある企業で取り組んでいる体力
作り対策などを推奨すれば、災害防止効果が上がるのではないか。
●規模の小さい第3次産業では、まだまだ経営者や管理者の安全衛生の意識が低いので教育が必要である。
●業種別の災害統計を見ると一見少なく見える業種もあるが、従事者数から見ると災害発生率が高いこともある
ので、従事者比率(千人率)を示した方が安全に対する意識が高まるのではないか。
●ストレスチェックを実施したところ、高ストレス者と判定された労働者は3%で、医師による面談を行った者は
0.2%しかなかったが、この制度は実用的なのか。
(→集団分析を行い職場の環境改善につなげることが有用。また、面談を希望しなかったとしても、自分のストレ
スを把握することに意義がある。)
この記事に関するお問い合わせ先
労働基準部 健康安全課 TEL : 086-225-2013