*建設工事関係者連絡会議に係る合同パトロールの実施について
建設工事関係者連絡会議は、公共工事発注機関、建設関係団体と連携して「労働者の安全衛生の確保、労働災害防止対策の推進」等を目的としたもので、労働局、各監督署において設置しています。
平成28年11月16日、当該連絡会議に係る合同パトロールを「水島港水島玉島地区臨港道路」において実施しました。
当該工事は、倉敷市水島川崎通地内と倉敷市玉島乙島地内を結ぶ橋梁新設工事で、現在、5工区に分けて工事が進行中です。
発注者である、国土交通省中国地方整備局宇野港湾事務所の嘉屋副所長からご挨拶をいただき、玉島側から順次、工区を移動しながら、パトロールを行いました。
嘉屋副所長(中央)から開始前のあいさつ 土工事部分のパトロール
広い現場に対応した移動休憩車両の設置 水上工事部分もパトロール
パトロールにおいては、墜落・転落災害、転倒災害といった、現場で起こりうる災害を想定した安全対策の進め方や、より良い安全衛生対策をとる上での留意点、安全衛生管理対策の要点等について確認を行いました。
講評の様子
平成28年における岡山県内での、建設業における労働災害は、10月末で194人となっており、前年同期比で7.6%減少していますが、全産業での労働災害で亡くなった10名のうち、4名が建設業での災害です。岡山労働局は建設業における労働災害の防止対策の徹底を図り、より安全で快適な作業現場の実現のため、この会議における活動を進めていくことにしています。
平成28年度の建設業における安全衛生対策の推進に係る協力要請について
橋梁建設工事における橋桁の落下防止等に関する安全総点検について