一般職業紹介状況(平成29年3月分及び平成28年度分)
~求人倍率は前月と同水準 1.20倍~
概況:滋賀県内の雇用情勢は、緩やかな改善が進んでいる
(前月の基調判断を維持)
平成29年3月
○平成29年3月の有効求人倍率は 1.20倍で、前月に比べ0.01ポイント低下
(3か月連続で低下、近畿第6位。)
○平成29年3月の新規求人倍率は 1.73倍で、前月に比べ0.05ポイント上昇
(4か月ぶりの上昇、近畿第5位。)
平成28年度
○平成28年度平均の有効求人倍率は 1.20倍で、前年度に比べ0.12ポイント上昇
(7年連続の上昇、近畿第3位。)
○平成28年度平均の新規求人倍率は 1.76倍で、前年度に比べ0.16ポイント上昇
(7年連続の上昇、近畿第6位。)
1.平成29年3月の状況
・正社員有効求人倍率は0.70倍となり、前年同月を0.09ポイント上回りました。
・3月の有効求人数(季節調整値)は前月と比べ1.6%減となり、有効求職者数(同)は前月に比べ0.9%減となりました。
・新規求人数(季節調整値)は前月に比べ1.0%減となり、新規求職者数(同)は前月に比べ4.1%減となりました。
・3月の新規求人数(原数値)は前年同月と比較すると2.8%増となりました。
・これを主要産業11業種でみると、増加したのは10か月連続の増加となった製造業をはじめとする5業種、
減少したのは建設業をはじめとする6業種でした。
増加=製造業(31.6%)、運輸業・郵便業(6.9%)、卸売業,小売業(7.8%)、生活関連サービス業,娯楽業(8.8%)、
サービス業(16.1%)
減少=建設業(-29.7%)、情報通信業(-28.4%)、学術研究,専門・技術サービス業(-13.5%)、
宿泊業,飲食サービス業(-11.4%)、教育,学習支援業(-19.3%)、医療,福祉(-2.1%)
【有効求人・求職】
・有効求人数は29,683人で、前年同月比4.7%(1,341人)増と、23か月連続の増加。
〈季節調整値では25,702人で、前月比1.6%(408人)減と、3か月連続の減少。〉
・有効求職者数は23,088人で、前年同月比2.3%(550人)減と、49か月連続の減少。
〈季節調整値では21,469人で、前月比0.9%(195人)減と、2か月ぶりの減少。〉
【新規求人・求職】
・新規求人数は10,101人で、前年同月比2.8%(277人)増と、2か月ぶりの増加。
〈季節調整値では9,140人で、前月比1.0%(93人)減と、2か月ぶりの減少。〉
・新規求職者数は6,033人で、前年同月比3.4%(213人)減と、4か月連続の減少。
〈季節調整値では5,279人で、前月比4.1%(228人)減と、2か月ぶりの減少。〉
【就業地別有効求人倍率(参考指標)】
・原数値で1.52倍(前年同月比0.14p上昇)。
・季節調整値で1.46倍(前月比0.01p上昇)。
2.平成28年度の状況(数値はすべて原数値)
・平成28年度平均の有効求人数は前年度に比べ6.2%増となり、有効求職者数(同)は前年度に比べ4.7%減となりました。
・新規求人数は前年度に比べ4.2%増となり、新規求職者数(同)は前年度に比べ5.6%減となりました。
・正社員有効求人倍率は0.67倍となり、前年度を0.09ポイント上回りました。
・平成28年度平均の新規求人数を主要産業11業種でみると、増加したのは製造業をはじめとする5業種で、
減少したのは建設業をはじめとする6業種でした。
増加=製造業(16.0%)、学術研究,専門・技術サービス業(26.4%)、教育,学習支援業(5.2%)、医療,福祉(4.3%)、
サービス業(12.0%)
減少=建設業(-6.5%)、運輸業・郵便業(-1.3%)、卸売業,小売業(-3.0%)、情報通信業(-10.3%)、
宿泊業,飲食サービス業(-6.3%)、生活関連サービス業,娯楽業(-4.9%)
平成28年度 月平均
【有効求人・求職】
・有効求人数は25,919人で、前年度比6.2%(1,518人)増と、7年連続で増加。
・有効求職者数は21,589人で、前年度比4.7%(1,070人)減と、7年連続で減少。
【新規求人・求職】
・新規求人は9,499人で前年度比4.2%(381人)増と、7年連続で増加。
・新規求職者数は5,383人で前年度比5.6%(317人)減と、5年連続で減少。
⇒詳細は、平成29年3月「職業安定業務月報」をご覧ください。(2412KB; PDFファイル)
(そのまま両面印刷し、左綴じで冊子になります。)
この記事に関するお問い合わせ先 職業安定部 職業安定課 TEL: 077(526)8609