一般職業紹介状況(平成26年12月分及び平成26年分)
~有効求人倍率は7か月ぶりに1倍台回復~
平成26年12月
概況:滋賀県内の雇用情勢は、改善の動きが弱まっている。
(前月の判断を維持)
○平成26年12月の有効求人倍率は 1.00倍で、前月に比べて0.06ポイント上昇。
(2か月ぶりの上昇。近畿第3位。)
○平成26年12月の新規求人倍率は 1.49倍で、前月に比べて0.22ポイント上昇。
(2か月ぶりの上昇。近畿第5位。)
平成26年1~12月の年間
○平成26年平均の有効求人倍率は 0.96倍で、前年に比べて0.17ポイント上昇。
○平成26年平均の新規求人倍率は 1.45倍で、前年に比べて0.20ポイント上昇。
1.平成26年12月の状況
・平成26年12月の有効求人倍率(季節調整値)は1.00倍となり、前月を0.06ポイント上回りました。
・新規求人倍率(季節調整値)は1.49倍となり、前月を0.22ポイント上回りました。
・12月の有効求人数(季節調整値)は前月に比べ2.1%増で、有効求職者数(同)は前月に比べ3.5%減となりました。
・新規求人数(季節調整値)は前月に比べ13.4%増となり、新規求職者数(同)は3.6%減となりました。
・正社員有効求人倍率は0.58倍となり、前年同月を0.06ポイント上回りました。
・12月の新規求人数(原数値)は前年同月と比較すると6.8%減となりました。
・これを主要産業11業種でみると、増加したのは5か月連続で増加した情報通信業をはじめとする5業種で、減少したのは建設業をはじめとする6業種でした。
増加=情報通信業(8.0%)・卸売業,小売業(18.2%)・学術研究,専門・技術サービス業(27.4%)・宿泊業,飲食サービス業(14.1%)・生活関連サービス業,娯楽業(4.8%)
減少=建設業(-22.0%)・製造業(-24.8%)・運輸業,郵便業(-25.4%)・教育,学習支援業(-26.5%)・医療,福祉(-25.2%)・サービス業(-26.5%)
【有効求人・求職】
・有効求人数は21,654人で、前年同月比5.8%(1,341人)減と、3か月連続で減少。
〈季節調整値では22,731人で、前月比2.1%(477人)増と、2か月ぶりの増加。〉
・有効求職者数は20,023人で、前年同月比10.4%(2,319人)減と、22か月連続で減少。
〈季節調整値では22,823人で、前月比3.5%(833人)減と、3か月連続で減少。〉
【新規求人・求職】
・新規求人数は7,453人で、前年同月比6.8%(540人)減と、4か月連続で減少。
〈季節調整値では8,483人で、前月比13.4%(1,003人)増と、2か月ぶりの増加。〉
・新規求職者数は3,916人で、前年同月比6.4%(269人)減と、17か月連続で減少。
〈季節調整値では5,689人で、前月比3.6%(213人)減と、2か月ぶりの減少。〉
【就業地別有効求人倍率(参考指標)】
・原数値で1.30倍(前年同月比0.06p上昇)。
・季節調整値で1.19倍(前年同月比0.08p上昇)。
2.平成26年の状況(原数値・1~12月平均)
・平成26年の有効求人倍率は0.96倍となり、前年の0.79倍を0.17ポイント上回りました。
・新規求人倍率は1.45倍となり、前年の1.25を0.20ポイント上回りました。
・有効求人数は23,191人で、前年の21,890人に比べ5.9%増となり、有効求職者数は24,067人で、
前年の27,653人に比べ13.0%減となりました。
・新規求人数は8,702人で、前年の8,514人に比べ2.2%増となり、 新規求職者数は5,994人で、
前年の6,809人に比べ12.0%減となりました。
⇒詳細は、平成26年12月『職業安定業務月報』をご覧ください。
(そのまま両面印刷して、左綴じで冊子になります。)
この記事に関するお問い合わせ先 職業安定部 職業安定課 TEL:077-526-8609