一般職業紹介状況(平成28年4月分)
~有効求人倍率は1.19倍、平成20年3月以降で最高~
概況:滋賀県内の雇用情勢は、一部に厳しさが見られるものの、改善が進んでいる。
(前月の基調判断を維持)
○平成28年4月の有効求人倍率は 1.19倍で、前月に比べて0.08ポイント上昇。
(2か月ぶりの上昇。近畿第3位。)
○平成28年4月の新規求人倍率は 1.85倍で、前月に比べて 0.27ポイント上昇。
(1.85倍は平成20年1月以降で最高。近畿第3位。)
・平成28年4月の有効求人倍率(季節調整値)は1.19倍となり、前月を0.08ポイント上回りました。
・新規求人倍率(季節調整値)は1.85倍となり、前月を0.27ポイント上回りました。
・4月の有効求人数(季節調整値)は前月に比べ2.9%増で、有効求職者数(同)は前月に比べ3.6%減となりました。
・新規求人数(季節調整値)は前月に比べ15.1%増となり、新規求職者数(同)は前月に比べ2.0%減となりました。
・正社員有効求人倍率は0.59倍となり、前年同月を0.10ポイント上回りました。
・4月の新規求人数(原数値)は前年同月と比較すると5.8%増となりました。
・これを主要産業11業種でみると、増加したのは5か月連続の増加となった建設業をはじめとする7業種で、減少したのは宿泊業、飲食サービス業をはじめとする3業種でした。
増加=建設業(14.9%)、情報通信業(257.7%)、運輸業・郵便業(24.6%)、卸売業,小売業(4.8%)、学術研究,専門・技術サービス業(30.9%)、医療,福祉(6.6%)、サービス業(8.9%)
減少=宿泊業,飲食サービス業(-16.4%)、生活関連サービス業,娯楽業(-3.1%)、教育,学習支援業(-29.9%)
【有効求人・求職】
・有効求人数は25,135人で、前年同月比6.5%(1,540人)増と、12か月連続の増加。
〈季節調整値では25,282人で、前月比2.9%(709人)増と、2か月ぶりの増加。〉
・有効求職者数は23,718人で、前年同月比7.2%(1,841人)減と、38か月連続で減少。
〈季節調整値では21,256人で、前月比3.6%(798人)減と、2か月連続の減少。〉
【新規求人・求職】
・新規求人数は8,893人で、前年同月比5.8%(490人)増と、11か月連続の増加。
〈季節調整値では9,694人で、前月比15.1%(1,274人)増と、2か月ぶりの増加。〉
・新規求職者数は6,827人で、前年同月比10.8%(830人)減と、2か月連続の減少。
〈季節調整値では5,228人で、前月比2.0%(108人)減と、2か月連続の減少。〉
【就業地別有効求人倍率(参考指標)】
・原数値で1.24倍(前年同月比0.18p上昇)。
・季節調整値で1.41倍(前月比0.10p上昇)。
⇒詳細は、平成28年4月「職業安定業務月報」をご覧ください。
(そのまま両面印刷し、左綴じで冊子になります。)
この記事に関するお問い合わせ先 職業安定部 職業安定課 TEL:077(526)8609