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全国安全週間
【照会先】
高知労働局 労働基準部 健康安全課
健康安全課長 門脇 勲
主任地方産業安全専門官 伊勢田 文久
電話:088-885-6023
報道関係者 各位
全国安全週間を7月に実施します
~ 6月1日から「全国安全週間の準備期間」がスタート ~
令和6年の高知県の労働災害発生状況は、休業4日以上の死傷者数については、1,042人(前年比217人減)(新型コロナウイルス感染症のり患による労働災害を除くと890人(前年比36人減))で、死亡災害については1人(前年比7人減)でした。令和7年においては、4月末日時点で休業4日以上の死傷者数が195人(前年同期比104人減)(新型コロナウイルス感染症のり患による労働災害を除くと180人(前年比72人減))となっていますが、令和7年の1月以降立て続いて4人の尊い命が失われており、このうち3名が建設業となっています。今後、夏季における熱中症等によるさらなる労働災害発生のリスクが懸念されるところです。
このような死亡災害が続発している状況に鑑み、高知労働局(局長 菊池 宏二))では、事業者等の関係者等が、安全と健康に関する問題を深く認識し、改めて、労働者の安全と健康の確保に対する取組の決意を共有する機会として、広く安全意識の高揚を図ることを目的とした『全国安全週間』(準備期間:6月1日から30日、本週間:7月1日から7日)を実施するとともに、各労働基準監督署では、それぞれの事業場で取り組んでいただきたい事項などについて準備説明会を開催します。
<ポイント>
1 全国安全週間の実施
全国安全週間は、昭和3年に初めて実施されて以来、「人命尊重」という基本理念の下、「産業界での自主的な労働災害防止活動を推進し、広く一般の安全意識の高揚と安全活動の定着を図ること」を目的に、一度も中断することなく続けられ、今年で98回目を迎えます。高知労働局では、死亡災害の防止及び労働災害の減少を目標とする高知労働局第14次労働災害防止計画を推進するため、県内の各事業場、労働災害防止団体、発注機関などと「Safe Work KOCHI」をキャッチフレーズとする官民一体となった取組を実施します。
令和7年度 全国安全週間のスローガン
多様な仲間と 築く安全 未来の職場
2 関係団体等に対する労働災害防止要請
令和7年の高知県内における休業4日以上の死傷災害(新型コロナウイルス感染症のり患による労働災害を除く)は前年同期を下回る状況ですが、死亡災害は増加傾向となっており、安全大会等での経営トップによる安全への所信表明を通じた関係者の意思の統一、安全パトロールによる職場の総点検の実施、及び例年6月以降8月に向け急増している熱中症について、本年6月1日に施行される改正労働安全衛生規則を踏まえた対策等について、全国安全週間準備期間中に関係団体等に対し労働災害防止要請を行います。3 死亡災害防止にかかる取組
死亡災害が続発している状況に鑑み、高知労働局では、令和7年度全国安全週間(準備期間:6月1日~6月30 日、本週間:7月1日~7月7日)までの期間をとらえ、改正労働安全衛生規則を踏まえた熱中症対策を含めた安全衛生対策について、監督指導、個別指導及び集団指導等あらゆる機会を通じた周知・啓発の実施等を内容とする集中的な取組を実施します。4 各労働基準監督署が安全週間準備説明会を実施
6月3日(火)から9日(月)の期間に、当局管内の13会場において安全週間準備説明会を実施します。5 高知労働局長による安全パトロールを実施
7月1日~7日の安全週間において、労働局長による安全パトロールを実施します。(安全パトロールの詳細については、6月に再度プレスリリースします。)
詳しい内容は、 下記、 報道発表資料をご覧ください。