建設業での死亡災害の撲滅を緊急要請

埼玉労働局労働基準部健康安全課

健康安全課長       阿部 恭之
産業安全専門官   田中 康弘

電話番号 048-600-6206

 

報道関係者 各位

 建設業での死亡災害の撲滅を緊急要請
   
 
   埼玉労働局(局長 木塚欽也)は、令和2年の建設業での労働災害による死亡者数が、2月末集計で4名となり、昨年の年間死亡者数10名の4割に達しました。
   埼玉第13次労働災害防止計画では、平成29年の死亡者数(13名)を半減させるという目標を掲げており、今後、死亡災害を発生させないため、建設工事発注機関、建設業労働災害防止協会埼玉県支部に対し、リスクアセスメントの実施の徹底、及び「建設業での死亡災害の撲滅に向けての安全衛生管理自主点検」の実施について緊急要請を行いました。
 

   ※リスクアセスメントとは、労働者の就業に係る危険性又は有害性を特定し、それに対する対策を検討する一連の流れです。事業者は、リスクアセスメントの結果に基づき、リスク低減措置を実施します。
 
令和2年の建設業での死亡災害(1月1日~2月29日)(別添資料参照)【 】内は工事の発注者

〔事例1〕 建設工事現場へ自動車で向かう途中、停車していたトラックに追突して1人死亡、負傷6人 【民間】
             
〔事例2〕 組立中の足場の建地材をつかんだところ、建地材が回転し墜落して死亡 【民間】

〔事例3〕 片手に単管を持って移動はしごを昇る途中、墜落して死亡  【民間】

〔事例4〕 解体用機械の旋回中の胴体に激突された反動で、機械の胴体とキャタピラの間に挟まれ死亡 【民間】

 
参考事例(※業種確認中)
  ドラグ・ショベルのバケットのフックにワイヤロープをかけて敷鉄板をつり上げ、同時に、別の敷鉄板をバケットに載せて運んでいたところ、バケットに載せていた敷鉄板が落下し、下にいた作業員の頭部に当り死亡


リーフレット 建設工事の労災防止
安全衛生管理自主点検表(建設業①~③)
要請文 
要請先
 

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