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名称 | 新興プラント工業株式会社 |
所在地 | 所沢市 |
労働者数 | 9人 |
業種 | 管工事業 |
代表者職氏名 | 代表取締役 榎本 隆之 |
取組内容 | 【取組のきっかけ】 数年前までは残業や出張も多く若手の離職が増えていた。仕事を離れる従業員がいても他の従業員がスムーズに引き継げるようにすること、若い世代の定着率を高めるためにできることを模索した。 【取組の内容】 製造工程の中枢であるパイプの「カット~溶接作業」の流れの中で、カットに従事する人数は4名、作業量は全体で300回程度、1カットあたり6分程度、1日1人7.5~8時間っているところ、働き方改革推進支援助成金を活用し機器を導入することにより、作業時間が1カット3分程度に短縮、全体で1日1人6~6.5時間に短縮できた。 【取組の結果】 ・作業時間の短縮により、生産性の向上、若手従業員の技術力向上のための時間がもてるようになった。 ・子育て世代が多い中で、時間単位の年休、特別休暇(病気休暇)の導入により、仕事だけではなく私生活も充実したものとなった。 ・在庫管理など業務のデジタル化を推進したことにより、仕事を離れる従業員がいても、他の従業員がスムーズに引き継げるようになり、休暇を取得しやすい職場風土となった。 【企業コメント】 従業員9名(うち、8名が男性)の平均年齢が26歳と若いため、男性向けの育児休業制度を整える一方、社内の業務連絡、出退勤管理などデジタル化を実施している。休暇を取得しやすい職場風土は、従業員からの信頼向上および人材の定着に繋がっている。 |
コンサルタントからひと言 | 従業員のために常に情報収集をしているとの専務のお話が印象的でした。3人目の男性育児休業(3か月)取得者が出る予定とのことでしたが、育児休業を取りたいという相談ができるということは、会社と従業員の信頼関係が構築されていることと思います。今後は「くるみん認定」にもチャレンジして頂きたいと思います。 |