職場のメンタルヘルス対策

 近年、仕事や職業に関して強い不安やストレスなどを感じている労働者の割合が高くなっており、また心の健康障害での通院者や、自殺者数が高い数値で推移しています。
 事業場におけるメンタルヘルス対策とは、心の健康に関する一次予防(「積極的な健康の保持増進=ヘルス・プロモーション」及び「仕事による健康障害の防止=ヘルス・プロテクション」という2つの概念を含む)、二次予防(健康不全の早期発見、早期対処)、三次予防(再発・再燃の防止ですが、ここでは職場復帰支援対策を含む)を含む広範な概念です。
 また、メンタルヘルス対策のひとつに、自殺の予防と対応がありますが、これもプリベンション(未然防止)、インターベンション(危機介入)、ポストベンション(事後対応)を含む広範な概念です。
 メンタルヘルス対策の目的としては、たんに安全配慮義務の履行やメンタルヘルス不全に陥った労働者の職場適応のみならず、すべての労働者を対象に心の健康のレベルを引き上げることをも目的のひとつとして行われることが望まれます。 ※「職場のあんぜんサイト」より抜粋

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