雇用管理上構ずべき措置(1)

(1)職場におけるセクシュアルハラスメントの内容及び職場におけるセクシュアルハラスメントがあってはならない旨の方針を明確化し、管理・監督者を含む労働者に周知・啓発すること。

方針を明確化し、労働者に周知・啓発していると認められる例

◆就業規則その他の職場における服務規律等を定めた文書において、あってはならない旨の方針を規定し、内容と併せ、労働者に周知・啓発すること。
◆社内報、パンフレット、社内ホームページ等広報又は啓発のための資料等に内容及びあってはならない旨の方針を記載し、配布等すること。
◆内容及びあってはならない旨の方針を労働者に対して周知・啓発するための研修、講習等を実施すること。


★「その他の職場における服務規律等を定めた文書」として、従業員心得や必携、行動マニュアル等、就業規則の本則ではないが就業規則の一部をなすものが考えられます。
★「研修、講習等」を実施する場合には、調査を行う等職場の実態を踏まえて実施する、管理職層を中心に職階別に分けて実施する等の方法が効果的と考えられます。
★パンフレット等により周知する場合は、全労働者に確実に周知されるよう、配付方法等を工夫しましょう。

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