【労働災害の特徴】
・休業4日以上の死傷者数は898人で、前年同月比で135人(+17.7%)の増加となっている。(8月末速報値の前年同
月比+16.8%より0.9ポイント増加。)
・死亡者数は6人となり、前年同月比で5人増加しており前年の年間死亡者数と並んでいる。
・建設業は前年同月比で33.8%増加、陸上貨物運送事業は同じく20.0%増加、製造業は同じく6.4%増加となっている。
・全災害の42.5%を占める第三次産業では前年同月比で16.8%増加しており、うち小売業は同じく37.2%、社会福祉施
設は同じく27.9%増加している。一方、飲食業は同じく21.1%減少となっている。 |
【山形労働局が実施している労働災害防止のための取組】
・労働災害が増加していることを踏まえ、労働災害防止団体など143団体に対し、労働災害防止の徹底について、10
月1日付け文書で緊急要請を実施。(10月2日報道発表)
・10月1日から「山形ゼロ災3か月運動・2018」(7月26日報道発表)の運動を展開中。また、「山形ゼロ災3か月運動・
2018」の取組みの一環として、多店舗展開の小売業事業場に対し、10月12日に山形労働局長による公開安全パト
ロールを実施。
|
平成29年及び平成30年の労働災害発生状況(各年9月末速報値)
業 種 |
H29年
|
H30年
|
増 減
|
増減率
|
構成比
|
全産業計
|
763 ➀
|
898 ⑥
|
+135
|
+17.7%
|
100.0%
|
製造業
|
202
|
215 ➁
|
+13
|
+6.4%
|
23.9%
|
建設業
|
133
|
178 ➁
|
+45
|
+33.8%
|
19.8%
|
陸上貨物運送事業
|
65
|
78
|
+13
|
+20.0%
|
8.7%
|
第三次産業
|
327 ➀
|
382 ➀
|
+55
|
+16.8%
|
42.5%
|
小売業
|
86
|
118
|
+32
|
+37.2%
|
13.1%
|
社会福祉施設
|
68
|
87
|
+19
|
+27.9%
|
9.7%
|
飲食業
|
19 |
15
|
-4
|
-21.1%
|
1.7%
|
・労働基準監督署に提出された休業4日以上の死傷災害に係る「労働者死傷病報告」により集計したもの。
(○数値は死亡者数を内数で示す)
(注)「増減」「増減率」はH29とH30との比較、「構成比」はH30年の業種構成比。
報道発表資料(平成30年10月17日) (301KB; PDFファイル)
【別紙】
平成30年 山形県内における労働災害発生状況(速報) (153KB; PDFファイル) |