【労働災害の特徴】
・休業4日以上の死傷者数は778人で、前年同月比で112人(+16.8%)の増加となっている。(7月末速報値の前年同
月比+15.3%より1.5ポイント増加。)
・死亡者数は4人、前年同月比で3人の増加となっている。
・建設業は前年同月比で27.8%増加、陸上貨物運送事業は同じく8.5%増加、製造業は同じく2.7%増加となっている。
・全災害の44.2%を占める第三次産業では前年同月比で22.0%増加しており、うち小売業は同じく46.7%、社会福祉施
設は同じく21.0%増加している。一方、飲食業は同じく21.4%減少となっている。 |
【山形労働局が実施している労働災害防止のための取組】
・9月は10月1日から10月7日まで実施される全国労働衛生週間(9月14日報道発表)の準備期間にあたり、各事業場
に対し、労働者の健康管理や職場環境改善などの周知を図っています。
・10月から実施する「山形ゼロ災3か月運動・2018」(7月26日報道発表)の参加事業場の募集を引き続き行っていま
す。(募集期間:9月30日まで。)なお、労働局幹部が個別事業場(多店舗展開事業場本部)・県内商工会へ参加勧奨を
行っています。
・労働災害が増加傾向にあることから、その対策の強化を図ることとしています。(別途発表予定)
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平成29年及び平成30年の労働災害発生状況(各年8月末速報値)
業 種 |
H29年
|
H30年
|
増 減
|
増減率
|
構成比
|
全産業計
|
666 ➀
|
778 ➃
|
+112
|
+16.8%
|
100.0%
|
製造業
|
182
|
187 ➁
|
+5
|
+2.7%
|
24.0%
|
建設業
|
115
|
147
|
+32
|
+27.8%
|
18.9%
|
陸上貨物運送事業
|
59
|
64
|
+5
|
+8.5%
|
8.2%
|
第三次産業
|
282 ➀
|
344 ➀
|
+62
|
+22.0%
|
44.2%
|
小売業
|
75
|
110
|
+35
|
+46.7%
|
14.1%
|
社会福祉施設
|
62
|
75
|
+13
|
+21.0%
|
9.6%
|
飲食業
|
14 |
11
|
-3
|
-21.4%
|
1.4%
|
・労働基準監督署に提出された休業4日以上の死傷災害に係る「労働者死傷病報告」により集計したもの。
(○数値は死亡者数を内数で示す)
(注)「増減」「増減率」はH29とH30との比較、「構成比」はH30年の業種構成比。
報道発表資料(平成30年9月14日) (201KB; PDFファイル)
【別紙】
平成30年 山形県内における労働災害発生状況(速報) (152KB; PDFファイル) |