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                               報 道 発 表 資 料
 

山形労働局発表
平成30年6月20日(水)
 
 【担当】
   山形労働局労働基準部健康安全課
                健康安全課長  鈴木    義和
                課長補佐        久保田 幸信
                電話 023-624-8223
                 FAX 023-624-8235
 


重点取組期間を前に、あらためて熱中症予防対策の徹底を要請
~  「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」展開中   ~

  

 

  

             

      

   山形労働局(局長 庭山佳宏)では、職場における熱中症※1予防対策の一層の推進を図るため、「STOP!熱中症    クールワークキャンペーン」(以下「クールワークキャンペーン」という。)(実施期間:5月から9月まで)を展開しています。
  7月はクールワークキャンペーンの「重点取組期間」となることから、その前に、再度、熱中症予防対策の徹底を労働災害防止団体等に要請しました。(資料1参照)

・STOP!熱中症 クールワークキャンペーン(資料1の添付リーフレット参照)
    山形労働局では、キャンペーンを通じ労働災害防止団体等と連携した事業場への周知・啓発など、熱中症予防対策の徹底を図り、重篤な熱中症災害を防止することを目指しています。
・職場における熱中症による死傷災害の発生状況(資料1の別紙及び別添、資料2参照)
  平成29年の職場における熱中症の発生状況を見ると、全国では、死亡者数は7月に9人、8月に5人の計14人で、平成28年の計12人と比較して2人増加する結果となりました。死亡災害の発生状況からは、WBGT値※2(暑さ指数)計を事業場で準備していないために作業環境の把握や作業計画の変更ができない例や、熱中症になった労働者の発見や救急搬送が遅れた例、事業場における健康管理を適切に実施していない例などが見られます。
  山形県内では、平成29年に熱中症による重篤な災害(死亡災害等)の発生はありませんでしたが、休業4日以上の熱中症による被災者は5人で、いずれも7月に発生しています。なお、熱中症による死亡災害は平成22年8月より発生していない。

 

 ※1 熱中症とは
          高温多湿な環境下において、体内の水分と塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破綻す
       るなどして、発症する障害の総称。
          めまい・失神、筋肉痛・筋肉の硬直、大量の発汗、頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐(おうと)・倦怠(けんたい)感・虚
       脱感、意識障害・痙攣(けいれん)・手足の運動障害、高体温などの症状が現れる。
   ※2 WBGT値とは
          気温に加え、湿度、風速、輻射(放射)熱を考慮した暑熱環境によるストレスの評価を行う暑さの指数。
 

 報道発表資料(平成30年6月20日) (205KB;icon_pdf.gif PDFファイル)


 

【添付資料】 

       資料1    「職場における熱中症予防対策の徹底について(依頼)」 (141KB; icon_pdf.gif PDFファイル) 
              別紙  職場における熱中症による死傷災害の発生状況 (615KB; icon_pdf.gif PDFファイル) 
              別添  平成29年の山形県の職場における熱中症による支障災害の概要 (167KB; icon_pdf.gif PDFファイル) 
              添付リーフレット  STOP!熱中症 クールワークキャンペーン ー熱中症予防対策の徹底を図るー
               (1.41MB; icon_pdf.gif PDFファイル) 
       資料2    「山形県内の職場における熱中症の発生状況」 (174KB; icon_pdf.gif PDFファイル) 

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