基本的な考え方とチェックポイント

公正な採用選考の基本

◆採用選考は、応募者の適性・能力のみを基準として行う。
◆「人を人として見る」人権尊重の精神、すなわち応募者の基本的人権を尊重する。
 

選考基準・選考方法のチェックポイント

◆職務遂行能力を条件とした公正な基準ができていますか。
◆公正に評価する方法がとられていますか。
◆応募者の基本的人権を尊重する体制がとられていますか。
◆募集・応募書類は適正なものですか。
◆画一的な健康診断を実施していませんか。
 

次の事項について質問や作文を課すこと等は、就職差別につながるおそれがあります。

◆本人に責任のない事項

 (1)本籍、出生地に関すること
 (2)家族に関すること
  (職業、続柄、健康、地位、学歴、収入、資産など)
 (3)住宅状況に関すること
  (間取り、部屋数住宅の種類、近隣の施設など)
 (4)生活環境、家庭環境に関すること

◆本来自由であるべき事項

 (5)宗教に関すること
 (6)支持政党に関すること
 (7)人生観、生活信条などに関すること
 (8)尊敬する人物に関すること
 (9)思想に関すること
 (10)労働組合、学生運動など社会運動に関すること
 (11)購読新聞、雑誌、愛読書などに関すること

◆その他の事項

   (12)身元調査などの実施
 (13)全国高等学校統一応募用紙・厚生労働省履歴書参考様式に基づかない事項を含んだ応募書類(社用紙)の使用
 (14)合理的・客観的に必要性が認められない採用選考時の健康診断の実施

 

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