陸上貨物運送事業の安全衛生対策について【安全課・健康課】

陸上貨物取扱業の労働災害を防止しましょう

 令和6年10月末日時点の神奈川県内の陸上貨物取扱業の労働災害は253件と、昨年同期の件数191件から、1.3倍に増加しました。
 増加した労働災害を事故の型別で分類すると、最も増加幅が大きかったのは、「動作の反動・無理な動作」で昨年と比べ27件の増加、次いで「墜落・転落」と「転倒」で、昨年と比べ各々15件の増加となりました。
 これらの災害を防止するため、陸上貨物取扱業の事業主、そしてそこで働く労働者の皆様には、以下のパンフレットをご覧いただき、労働災害の防止に取り組んでいただくようお願いいたします。

▶ 令和6年11月版パンフレット(ダウンロードはこちらをクリックしてください)
   
 

トラックドライバーの死亡労働災害を防止しましょう

 令和6年10月末日時点の神奈川県内の陸上貨物運送事業の死亡災害は4件、いずれもトラックドライバーが亡くなられた災害で、うち2件は荷役作業中の災害、もう2件は公道上での交通事故でした。
 令和5年1月から12月までの県内の陸上貨物運送事業の死亡災害は9件で、過去10年で最多の件数となりました。うち8件はトラックドライバーが亡くなられた災害で、うち4件は荷役作業中の災害、3件は交通事故でした。
 運送業の皆様、そして荷主事業場の皆様には、以下のパンフレット、動画をご覧いただき、死亡労働災害の発生防止に取り組んでいただくようお願いいたします。
また、交通労働災害が増加していることから、運送業の皆様には「交通労働災害防止のためのガイドライン」にもとづく措置を講じていただくようお願いいたします。

▶ 令和6年5月版パンフレット(ダウンロードはこちらをクリックしてください)
  

▶ 令和5年版パンフレット(ダウンロードはこちらをクリックしてください)
 

▶ 「交通労働災害防止のためのガイドライン」パンフレット(ダウンロードは画像をクリックしてください)
 

▶ 神奈川労働局版「交通労働災害防止のためのガイドライン」パンフレット(ダウンロードはこちらをクリックしてください)
   

□ 道路貨物運送業関係者向け動画
 

荷役作業中の労働災害を防止しましょう

 荷主事業場での荷役災害は、道路貨物運送業と荷主事業場、双方の協力がなければ防止することはできません。平成25年に策定され、令和5年3月に改定された「荷役ガイドライン」に基づく荷役作業時の労働災害防止に取り組んでいただくようお願いいたします。

▶ 改正版荷役ガイドラインパンフレット(ダウンロードはこちらをクリックしてください)
  

□ 改正版荷役ガイドライン解説動画
   その1 概要(7:38)
     

   その2 管理体制(2:54)
      

   その3 基本(2:57)
   

   その4 墜落・転落(3:13)
   

   その5 フォークリフト(7:15)
   

   その6 クレーン等(6:07)
   

   その7 コンベヤー(2:04)
   

   その8 テールゲートリフター(2:24)
   

   その9 ロールボックスパレット(3:31)
   

   その10 転倒(1:41)
   

   その11 腰痛(2:37)
   

   その12 安全衛生教育(2:35)
   

 

トラックでの荷役作業時における安全対策が強化されました

 労働安全衛生規則が改正され、「昇降設備の設置」(令和5年10月施行)「保護帽の着用」(令和5年10月施行)「テールゲートリフターの操作にかかる特別教育」(令和6年2月施行)が義務付けられました。
 以下の動画、パンフレットを参照いただき、改正への対応をお願いいたします。


▶ 法改正解説パンフレット(ダウンロードは画像をクリックしてください)
 


□ 法改正解説動画
 


※ 陸上貨物運送事業とは、労働基準法別表1の第4号の道路貨物運送業、第5号の陸上貨物取扱業を合わせて呼称する行政上の用語です。
 
神奈川労働局 労働基準部
 安全課 Tel 045-211-7352
 健康課 Tel 045-211-7353
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