令和6年度 千葉労働局最重点施策
多様な人材の活躍促進
背景・課題
生産年齢人口が減少するわが国においては、多様な人材がその能力を最大限生かして働くことができる働き方を選択をできる環境を整備することが重要なことから取り組むものです。
主な取組
①フリーランス・事業者間取引適正化等法の浸透を図る。
- 法、ガイドラインの積極的な周知
- フリーランスからの法違反の申出等に基づく企業への個別指導の実施
② 仕事と育児・介護の両立支援を推進する。
- 企業への個別指導による育児・介護休業法の遵守の徹底
- 仕事と育児・介護の両立支援に取り組む企業に対する両立支援等助成金による支援
- 企業(労働者数101人以上)に義務付けられている仕事と子育ての両立を図るための雇用環境の整備などの行動計画の届出の徹底
- くるみん認定制度の普及促進
- マザーズハローワーク等による子育て中の女性等に対する就職支援
- 不妊治療と仕事の両立の積極的な周知
③ ハラスメント防止対策を推進する。
- 企業への個別指導による職場におけるハラスメント対策の徹底
- ハラスメントに係る相談対応と調停等による解決支援
- 就職活動中の学生等に対するハラスメント防止指針の積極的な周知
- カスタマーハラスメント対策企業マニュアルの積極的な周知
④女性活躍促進を図る。
- 「えるぼし」認定の普及促進
- 企業(労働者数301人以上)の男女の賃金の差異に係る情報公表の遵守徹底
- 「女性の活躍推進企業データベース」の活用勧奨
⑤新規学卒者を支援する。
- 新卒応援ハローワーク等の専門相談員による個別支援
- ユースエール認定制度の普及と情報発信
⑥高齢者の社会参加の促進を図る。
- 70歳までの就業機会確保等に向けた環境整備の意識啓発・機運醸成
- ハローワークの「生涯現役支援窓口」におけるニーズ等を踏まえた支援
- シルバー人材センターなど地域における多様な就業機会の確保
⑦障害者の就労促進を図る。
- 障害者雇用の経験やノウハウが不足している企業に対するハローワークと地域の関係機関の連携による企業向けチーム支援
- 障害者雇用率引上げなどの周知
- 精神・発達障害者、難病患者等の多様な障害特性に応じた障害者向けチーム支援
⑧外国人求職者の就職支援、外国人労働者の適正な雇用管理を推進する。
- 外国人留学生などに対する大学等と連携した就職支援
- 定住外国人などに対する相談支援
- 外国人労働者の適正な雇用管理について企業に対する助言・援助
⑨生活困窮者等の就労を支援する。
- 「出張ハローワーク!ひとり親全力サポートキャンペーン」の実施
- 市役所庁内の常設窓口(8ヶ所)における福祉事務所と連携した就労支援
⑩就職氷河期世代を支援する。
- 千葉県就職氷河期世代活躍支援プラットフォームを活用した支援
- ハローワークの専門窓口における支援