第三次産業の安全衛生対策

目次

1.小売業及び介護施設における行動災害防止対策

 近年、小売業及び介護施設において「転倒」及び腰痛等の「動作の反動・無理な動作」など、労働者の作業行動を起因とする労働災害(以下「行動災害」という。)の増加傾向が見られます。 
 その要因として、これら業種においては、一般的に身体機能の低下によって行動災害に被災しやすい高年齢労働者が増加していることに加え、多店舗展開企業及び複数の介護施設を展開する法人があり、必ずしも店舗や施設等において安全衛生管理を行う体制が整っていない場合があります。  
 事業場での安全衛生確保のためには、企業本社及び法人本部による主体的関与が重要となります。

行動災害防止対策

(ア)転倒災害防止対策

 転倒災害を発生させる環境要因の解消(ハード対策)のみならず、労働者の高齢化に伴う身体機能の低下への対策(ソフト対策)として、転倒リスクの可視化及び身体機能の維持向上のための取組を促進することや、中高年齢の女性労働者は骨折のリスクが高いことから骨粗鬆症検診の受診を行いましょう。

 ※詳細は、転倒災害 でご確認ください。

(イ)腰痛予防対策

 ノーリフトケアに取組むとともに、重量物取扱い作業、立ち作業、座り作業、車両運転等の腰痛の発生が比較的多い作業を行う労働者がいることを把握した場合には  、職場における腰痛予防対策指針に基づく取組を行いましょう。
  リーフレット・指針等

リーフレット

このパンフレットは、指針の主なポイント、腰痛の発生が比較的多い作業についての対策をまとめています。 (平成25年6月)

指針 本指針は、腰痛予防対策に求められる特性を踏まえ、リスクアセスメントや労働安全衛生マネジメントシステムの考え方を導入しつつ、労働者の健康保持増進の対策を含め、腰痛予防対策の基本的な進め方について具体的に示しています。(平成25年6月)

その他(各教材・資料)

 

各教材・資料・外部リンク等

小売業

本書は、小売業、飲食店それぞれの業態別労働災害の特徴、労働災害を防止させた企業の労働災害防止対策の具体的な取組の好事例、また、これら業種で最も多発している転倒災害を防止するため、転倒災害の心理的・内的要因(海外文献 Web 調査結果)、 転倒経験者インタビュー調査結果、転倒リスクに係る身体機能低下の計測方法例、転倒予防体操事例、運動器外傷データを用いた転倒データ分析結果なども盛り込んでいます。(令和5年11月)

本マニュアルは、「職場の危険の見る化」を行うための「実践的な」マニュアルを目指していることから、本篇でのイラストは全て電子データでダウンロードが可能です。(平成31年3月)

本マニュアルは、小売業の本社・本部 が行う簡易的なリスクアセスメントの導入ポイントが載っています。(平成31年3月)

社会福祉施設(介護施設等)

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◆SAFEコンソーシアム、SAFEアワード、SAFE協議会

 東京労働局では、行動災害が増加傾向にある「小売業」及び「介護施設」について、本社等主導による店舗・施設における安全衛生管理、具体的な行動災害の防止のためのノウハウ、ツールの共有等を行うことを目的として、管内のリーディングカンパニー、関係団体等を構成員とする「SAFE協議会」を開催しています。また、厚生労働省ではSAFEコンソーシアを立ち上げ、加盟促進、アワード(表彰)等の取組を進めています。
SAFE協議会、SAFEコンソーシアム、SAFEアワードの詳細はこちら(関連ページへジャンプします)

2.その他第三次産業の労働災害防止対策

 小売業及び社会福祉施設(介護施設等)以外の業種でも、労働者の作業行動に起因する労働災害、高年齢労働者、外国人労働者等の労働災害が増加しています。下の資料を参考に労働災害を防止しましょう。

 

各教材・資料等

飲食店(業)

食品を取り扱う事業場に向けた労働災害防止のリーフレットです。(令和8年4月)

(※ページ内掲載場所☝へジャンプします。)

 

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本マニュアルは、飲食業の本社・本部 が行う簡易的なリスクアセスメントの導入ポイントが載っています。(平成31年3月)

ビルメンテナンス業 本リーフレットは、令和6年(6月末日現在)の転倒災害の増加、とりわけ高年齢労働者が被災する災害が多発していることを踏まえ、作成したものです。
リーフレットと併せて作成したショート動画です。
産業廃棄物処理業

廃棄物処理業に向けた労働災害防止のリーフレットです。(令和7年10月)

本マニュアルは、産業廃棄物処理業を対象として、新たに就労した労働者や就労後の経験が短い労働者(未熟練労働者)に対し、安全衛⽣教育を実施する際に、配慮いただきたいことをまとめたものです。
(平成30年度厚生労働省委託事業)
警備業
建設工事現場における車両誘導中の事故を防止するためのリーフレット(チェックリスト)です。
(令和5年7月)
本マニュアルは、警備業を対象として、新たに就労した労働者や就労後の経験が短い労働者(未熟練労働者)に対し、安全衛⽣教育を実施する際に、配慮いただきたいことをまとめたものです。
(平成31年度厚生労働省委託事業)
(中央労働災害防止協会)
上記以外の業種 (※厚生労働省のHPへリンクします。)

その他関連情報

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