【初の1,000円台】岡山県最低賃金65円引上げを答申

💡 ポ イ ン ト 💡

➡ 最低賃金審議会は、公(公益)・労(労働者側)・使(使用者側)の委員で構成されています。

【最低賃金改正の主な流れ(一部抜粋)】

  1. 労働局長は、最低賃金審議会に意見を求める(諮問)
  2. 審議会会長は、労働局長に改正決定について意見の提出をする(答申)
  3. 労働局長が決定する

1 審議会から答申がありました【初の1,000円台】

➡ 時間額1,047円(発効日:令和7年12月1日)を答申

 令和7年8月20日、第一セントラルビル2号館において、第516回岡山地方最低賃金審議会が開催されました。

 同審議会による審議の結果、全労働者に適用される岡山県最低賃金(地域別最低賃金)について、現行の時間額982円を65円引き上げて、1,047円に改正するよう答申がなされました。

 岡山県最低賃金(地域別)としては、初の1,000円台の答申となります。

 

【写真】西田会長から、森實局長に対して、答申文を手交しているところ


 

【答申文の写し】

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2 令和7年度岡山県最低賃金の改正(答申どおりの場合)

 答申どおり改正された場合、以下のとおりとなります。    

 

改正後

改正前

引上げ額

引上げ率

時間額

1,047円

982円

65円

6.62%

発効日

令和7年12月1日
予定

令和6年10月2日

3 賃金引上げの環境整備

 答申どおり改正された場合、県内100人未満の事業所において、7万6千人超に影響することとなります(令和7年最低賃金に関する基礎調査から)。

 このため、岡山労働局では改正手続き後の周知と併せて、賃金引上げパッケージの周知と利用勧奨による中小企業・小規模事業者への生産性向上支援、下請取引の適正化など、賃金を引き上げやすい環境整備に取り組みます。

 以下、賃金引上げの参考となる情報をまとめた「賃金引き上げ特設ページ」や「賃金引き上げの支援策」を掲載します。

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「賃金引き上げ特設ページ」

        

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「賃金引き上げの支援策」
(PDF:389KB)

4 今後の改正に関する流れ

 この答申を受けて、岡山労働局長は、今後、異議申出等の手続を経て、改正を行う予定です。

5 「価格転嫁等による売上向上セミナー」について

 令和7年9月9日(火)、岡山市内でセミナーを開催します!!(現地100名、オンライン無制限)

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この記事に関するお問い合わせ先

岡山労働局 労働基準部 賃金室

TEL
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