岡山県の働く女性の実情
各種統計調査から、岡山県の働く女性の実情をみてみましょう。
雇用者の推移
平成27年の岡山県の雇用者総数は755,399人で、女性の雇用者数は345,580人です。
雇用者総数に占める女性の割合は45.7%と、その割合は調査ごとに高くなっています。
― 女性雇用者は4割を超えています ―

総務省「国勢調査」
年齢階級別労働力率
女性の25歳から39歳にかけてのM字型カーブのボトムは10年前よりあがってきており、
M字の底である30~34歳では4.0ポイント上昇しています。

※ 労働力率 = 15歳以上人口(労働力状態「不詳」を除く)に占める労働力人口の割合
(労働力人口:15歳以上人口の内、就業者と完全失業者をあわせたもの)
総務省「国勢調査」
平均勤続年数の推移
平成31年の岡山県の女性の平均勤続年数は10.0年で、男性と比較すると、4.1年短い状況にあります。

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」
男女の賃金格差
平成31年の岡山県の一般労働者の所定内給与額は男性309.0千円、女性232.9千円です。
男性の所定内給与額を100としたときの女性の水準は75.4となっています。

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」
パートタイム労働者の状況
平成31年のパートタイム労働者は91,030人で、そのうち女性は65,380人(71.8%)です。
また、女性雇用者194,730人中に占めるパートタイム労働者の割合は33.6%です。
岡山県 全国

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」
合計特殊出生率の推移
平成31年の合計特殊出生率は、岡山県は1.47と全国の1.36より高くなっていますが、人口を維持するのに必要な2.08を大きく下回っています。平成17年に過去最低の1.37となって以降は回復傾向でしたが、平成28年を境に再び減少しています。
※合計特殊出生率:一人の女性が一生の間に産む子供の数

厚生労働省「人口動態統計」
管理職に占める女性の割合
岡山県の管理職に占める女性の割合は、全国と比較するといずれの職位でも高い割合となっていますが、過去の年度と比べると低下しています。
岡山県 全国

岡山県「仕事と家庭の両立支援に関する調査」
厚生労働省「雇用均等基本調査」
|