備北地区行動災害ゼロ運動(新見労働基準監督署) 経営TOPによる「安全衛生方針」を表明しましょう

経営TOPによる「安全衛生方針」、労働者一人ひとりによる「安全衛生宣言」の表明で、社内の安全衛生活動を推進しましょう!
 
行動災害(転倒、腰痛等)が増加しています
 新見署管内(新見市、高梁市、吉備中央町の内、旧賀陽町地域)では、令和3年、令和4年と休業4日以上の労働災害による死傷者数が増加傾向にありますが、事故の型別でみると、「転倒」及び腰痛等の「動作の反動・無理な動作」など、職場における労働者の作業行動を起因とする労働災害(以下「行動災害」)の増加が目立ちます。中には職場復帰までに数か月を要する災害も発生しています。

新見署管内の労働災害の状況

                                令和4年の死傷災害(事故の型別)
                                    ※10月末日速報

労働災害撲滅に向けての経営TOPの役割と責任
 労働災害防止対策や健康確保対策を推進するためには、経営トップの強いリーダーシップの下、全員が一丸となって、安全衛生活動に取り組むことが重要です。
 
 経営TOPの責務として、
①  安全確保を企業基盤の最重要事項の一つとして位置付け、その旨を明らかにすること
②  経営トップが自らの責任において、関係法令の遵守はもとより、安全確保に向けた実効性のある活動が展開できる仕組みを確立し、その確実な実施を図ること
が求められます。
 
まずは、経営トップ自らが安全衛生管理の最高責任者として、労働者の安全と健康確保が最優先である旨の安全衛生方針を示しましょう。
 
労働災害撲滅に向けての労働者一人ひとりの役割 
 行動災害は、疾病、加齢などに伴う、筋力、バランス力、視力、敏捷性、認知機能などの心身機能の低下などの個人的要因も大きく関与しています。
 労働災害を撲滅するには、労働者ひとり一人が、安全行動を意識し、職場の安全衛生活動に積極的に参加するとともに、事業場における取組や地域における取組を活用しながら、自身の心身の健康の維持・向上に努めていくことがとても重要となります。
 
 経営トップが労働災害防止に対する明確な「安全衛生方針」を表明したうえで、労働者一人ひとりがその方針に沿った取組を「安全衛生宣言」し、それを日々実践することにより、より効果が期待できます。
 
「安全衛生方針」、「安全衛生宣言」の作成例
「安全衛生方針」「安全衛生宣言」の作成例です。

  
  「安全衛生方針」Word形式36 KB)             (「安全衛生宣言」Word形式32 KB
  
「安全衛生方針」、「安全宣言」に沿って日々実践しましょう
 「安全衛生方針」は、方針に沿って、職場全員で取り組むことが重要なので、一人ひとりが目にすることができる状態にしましょう。
また、HPなどを通じて対外的に公表することにより、社員の取り組みへの意識高揚、安全衛生活動に意欲がある事業場との社会的評価の上昇の効果も期待できます。
 「安全衛生宣言」は、労働者一人ひとりが日々意識して、取り組みを継続することが重要となりますので、宣言内容は、所属する職場の掲示板に掲示したり、カードにしたものを個人で携帯したり、更衣室のロッカーに掲示したりするなど、それぞれの職場状況に応じて工夫してみてください。
 
 「安全衛生方針」「安全衛生宣言」で職場全員参加による安全衛生活動を推進し、労働災害の撲滅に取組みましょう。
 
 
【新見労働基準監督署独自作成リーフレット】
経営トップの「安全衛生方針」を示し、社内の安全衛生活動を推進しましょう!
労働者一人ひとりが「安全衛生宣言」を示し、社内の安全衛生活動を推進しましょう!(PDF 20KB)


  
















 

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