令和7年度情報通信業働き方改革ワークショップを開催しました

日時

 令和7年11月7日(金) 午後1時30分~午後4時30分

場所

 千葉第二地方合同庁舎1階共用会議室(千葉市中央区中央4-11-1)

内容

1.第一部「事例発表」
 
株式会社 大東システムエンジニアリング 総務部長 行木純子 氏
       「
働き方を変え、社員が辞めない会社へ

 第一部の「事例発表」では、株式会社 大東システムエンジニアリング(千葉市美浜区)の総務部長 行木純子様よりご講演をいただきました。
 本講演では、「働き方改革を行うことで社員の定着率をあげる」ことをテーマに、情報通信業界における労務管理のあり方について具体的な取組をご紹介いただきました。長時間労働や休暇取得の難しさといった業界特有の課題に対し、労務管理の徹底、柔軟な勤務制度、健康経営の推進、キャリア形成支援など、社員のウェルビーイングを重視した施策を体系的に解説。
「社員の幸福が企業価値を高める」というメッセージが印象的な講演でした。

※以下のファイルより、講演内容のレポートをご覧いただけます。
株式会社 大東システムエンジニアリング講演レポート【PDF形式:541KB】




2.第二部「フリーランス・事業者間取引適正化等法」についての説明
   千葉労働局 雇用環境・均等室 フリーランス法指導員 宮﨑三千夫 

 
 第二部では、当労働局のフリーランス法指導員から、令和6年11月より施行されたフリーランス・事業者間取引適正化等法について説明しました。この法律は、情報通信業界で業務委託されることの多いフリーランスの方が安心して働ける環境を整えるため策定されたものです。説明では、フリーランスの現状や、フリーランス人口増加の背景、主な職種や働き方の特徴に触れたうえで、発注事業者が遵守すべき義務項目等、法律のポイントについて参加者の皆様にお伝えしました。

【関連リンク】
フリーランス・事業者間取引適正化等法について|千葉労働局



3.第三部「グループワーク」
 参加者の皆様には2つの班に分かれていただき、以下の内容でグループワークを実施しました。
ワーク1:情報通信業の長時間労働の改善に向けて課題の洗い出し
ワーク2:改善策   
 各グループでは、順番に参加者で話し合いを行いながら、出てきた意見をポストイットに書き込み、グループごとにボードへ貼り付けました。
 話し合いの中では人材の確保や定着、国籍・性別を問わない多様な人材の活用、テレワークや時短勤務導入での労働条件改善など様々な意見が出され、熱のこもった議論となりました。




 各グループにおける議論の最後には「シェア・タイム」を設け、各グループで出た意見を代表者に発表いただきました。課題の共有、改善例や独自の取組み等を参加者全員で共有しました。  



 ワークショップ終了後のアンケートでは、すべての皆様に「有意義だった」との回答をいただきました。参加者の皆様にとって、働き方・休み方の改善への糸口が見つかるきっかけとなったのであれば幸いです。
 引き続き、千葉労働局雇用環境・均等室では、様々な働き方・休み方の改善にかかる課題に対するワークショップを開催してまいります。

本記事についての問い合わせ

千葉労働局 雇用環境・均等室分室 
(月~金曜日 9:00~16:30 祝日・年末年始を除く)
                                                                     電話:043-306-8558

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