「最近の業務用厨房施設における主な一酸化炭素中毒による災害事例」
(平成21年7月以降)
(1) 7月 被災労働者数 2名(休業) 外食チェーン店において、調理作業を行っていたところ、調理器具の排気口に料理途中の食品が詰まったことによる不完全燃焼により、一酸化炭素中毒が発生した。 (2) 7月 被災労働者数 3名(不休) 外食チェーン店において、調理作業を行っていたところ、排気ダクトが故障した状態で営業を続けていたことによる換気不足により、一酸化炭素中毒が発生した。 (3) 7月 被災労働者数 2名(死亡) 小学校の給食室において、食器洗浄機の設置後点検のために、屋内に排気口があるガス給湯器を稼働させていたところ、換気設備を稼働させていなかったため、一酸化炭素中毒が発生した。 (4) 9月 被災労働者数 11名(休業4名、不休7名) パン屋において、前日に閉じた排気ダンパー(パン焼きオーブンから煙道に排出される排煙量を調節する板)を開けずにパン焼き作業を行っていたところ、換気されなかったため、一酸化炭素中毒が発生した。 (5) 10月 被災労働者数 4名(休業4名) 外食チェーン店において、調理作業を行っていたところ、ガスフライヤーの経年劣化による不完全燃焼のため、一酸化炭素中毒が発生した |
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